中国が米国債売却

中国が米国債売却
8月に中国が365億ドル(約2兆8000億円)の米国債を売却したようです。同月は米国債が格下げされた月で、今後の米国債の下落を視野に入れた売却と言えます。中国は、米国債に偏った外貨準備の運用先を分散させるために、金の保有高を増やしたりしています。
(とはいうものの、中国の8月末の米国債保有高は1兆1370億ドルと、世界最大の保有国であることに変わりはありません。)
重要なのは、日本と違い中国は米国債を売却する時は、売却するということです。今後もし、米国債が暴落すれば、中国が米国債を投げ売る時が来るかもしれません。その時は間違いなく世界恐慌突入ということになっているでしょう。また、見方を変えれば、米国債の運命は中国が握っていると言っても過言ではありません。中国が米国債を売りたたけば米国債は大暴落することになります。
一方、日本は最後の最後まで為替介入を繰り返し、米国債を買い支えることになりそうです。日本政府は為替介入を行い円安に誘導し、輸出企業を助けるなどと言っていますが、為替介入などしても効果はありません。
また、福島復興資金を捻出するために増税を画策していますが、為替介入に使うお金はサックリと出してしまいます。日本は、米国と心中する可能性が高そうです。
今日の相場
USD/JPY 76.76
EUR/JPY 106.07
金(国内小売)  4338円/g
白金(国内小売) 4108円/g
相場はなかなか動かず揉み合いが続いています。とりあえずどちらかに動くのかを見極めてからトレードに参加した方が良さそうです。リスク選好の動きになれば、押し目でリスク回避のポジションをとり、リスク回避に動けば乗っかろうかと思っています。
貴金属も現在は概ね、為替や株と同じ動きをしているようです。
おいらが、今ポジションを取ろうかと思っているのは米(コメ)先物のロングです。そろそろ買っても良いのかと思っています。現在14500円程度まで上昇しましたが、ここら辺が抵抗線となっています。14000円付近まで下落すれば買おうかと思っています。
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