年金の受給年齢引き上げ

年金の受給年齢引き上げ
政府は年金の受給年齢を68〜70歳に引き上げようとしていますが、一応記事にしておきます。
現在の日本人の平均寿命を大雑把に85歳とします。
本来60歳から85歳までの25年間年金をもらえていましたが、これを5年短縮したわけですから受給年金総額を20%削減されたことになります。受給年齢を5年先延ばしすると言えば多少聞こえが良い?でしょうが、受給額を20%削減するということなのです。
さらに、これを70歳まで引き延ばすということは、65歳から85歳までの20年間の5年削減なので、25%の削減となります。
掛け金などの増額分を考えると、60歳の受給年齢を70歳にすればもらえる年金額は、ほとんど半額になったと言えるわけです。
さらに問題なのは、現在受給している高齢者の負担はほとんどありません。
日本の未来を考えれば、若者にお金を回すべきです。少なくともすべての年代に公平に負担をかけるには、受給年齢を引き上げるより、全体の受給額を一律何割かカットした方がまだ良いような気がします。
政府は受給年齢を引き上げ、年金をカットした分の年数働かせて、さらにそこから所得税まで取ろうとしていますが、それはやりすぎだと思います。
それよりも、公務員宿舎の建設費用やダムの建設費用などの無駄遣いを止めることが先決なはずです。
ちなみに、国民年金は長生きに対するリスクヘッジという部分がありますので、安易に支払いを拒否するようなことはしない方が良いでしょう。(遺族年金や障害者年金ももらえなくなります。)
今日の相場
USD/JPY 77.32
EUR/JPY 107.18
金(国内小売)  4364円/g
白金(国内小売) 4087円/g
ユーロを含めたクロス円が徐々に上昇しています。しかし、どこかでまた下落に転じるでしょう。近々テクニカル解析でもしてみます。
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