貴金属価格の上値は重い。

貴金属価格の上値は重い。
現在、貴金属価格は揉み合いつつも徐々に値を下げています。貴金属は、世界経済に対する信用不安から値を上げてきましたが、さすがに相場は過熱していたと言えるでしょう。ここにきて、若干ポジション調整が入ったようです。
…とは言うものの、おいらが危惧している貴金属相場の暴落とは違うので、下げもまた限定的になると思われます。
今は、為替も貴金属もレンジ相場なので、米国雇用統計までは値動きは小さいと思われます。相場に参加するならデイトレかスキャルが良いと思います。
おいらが危惧している暴落は、米国債の暴落(もしくは民間金融機関の破綻)に始まり、急激な円高(クロス円暴落)がおこり、同時に一時的な米ドル高と貴金属、株価の暴落が起こるということです。この時のターゲットは、それぞれの価格の半値程度を想定しています。(金価格においては2/3程度?)
これからは、貴金属のロングで入るのが難しい相場になりそうです。
今日の相場
USD/JPY 80.79
EUR/JPY 117.31
金(国内小売)  4111円/g
白金(国内小売) 4799円/g
現在為替と貴金属はスクエアです。東電の株を現物でホールドしています。
USD/JPYチャートは三角持ち合いになっていて、どちらかに大きくブレイクしそうなのですが、そのきっかけは米雇用統計ということになるのでしょうか?個人的には、リスク選好の円安かと思っていますが…。(ちなみにリスク選好ではないのですが、EUR/USDの三角持ち合いは、下落しそうな臭いがプンプンしますので、EUR/USDに興味のある方はチャートを確認してみて下さい。)
東電株の今後については、余り深く考えていません。潰れることは無いでしょうから、政府管理下に置かれなければ良いだけです。現状福島原発の状況は、決して良いとは言えませんが、ここから政府管理下に置かれるかというと、その確率は徐々に低くなっていると感じています。
相場は往々にして悲観的な場面はチャンスでもあるわけです。(当然リスクも高いですが…)
明日から、4日間中国に行ってきます。普通にフリーで北京周辺を観光する予定です。人民元を少し買ってこようかと思っています。
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