東京電力の株価の行く末は?

東京電力の株価の行く末は?
株の取引口座を作って入金はしてあるのですが、未だ取引はしていません。
もともと、株を購入したいと思っていたのですが、個々の銘柄を判断するほどの知識と経験も無いため、様子をうかがっている状況です。
どうせ、株も米国債の暴落とともに2番底を経験しない限り、真の上昇(長期的視野での上昇)は望めないと思っています。
自然エネルギー、水の浄化技術、蓄電技術などが良いのかと思い数社の株価をモニターしていますが、今日は東電について少し記録を残しておきます。
安全な投資先としての代表であった電力会社株が、ここにきて暴落しました。もちろん原子力発電の危機管理の甘さが露呈したからにほかなりません。
今後の東電の株価ですが、やはり注意しなければならないのは、株価が0円になるかならないかに尽きるでしょう。通常、東電などは潰せないということは誰しも分かっていますので、ここで紆余曲折があっても長期的な視野では株価は上昇すると考え購入するわけです。
しかしおいらは、東電が潰れないからと言って、株を買って長期保有する気にはどうしてもならないのです。
JALも政官癒着が原因で、赤字が膨らみ破綻してしまいました。当然JALを潰すわけにはいかないので、現在は政府の管理下に置かれています。すなわち株価は0円ということになります。
これと同じ道を東電が歩めば、東電は生き残っても株は紙屑になってしまいます。潰れなくても政府の管理下になれば、当然株価は0円ということです。東電が潰れるかというと潰れないけど、政府の管理下に置かれる可能性はというと、現実味が帯びてきます。
東電の株は福島原発事故後2000円台からアッという間に300円くらいに下落し、190円(終値)までの下落を経て、現在300円前半で推移しています。最近のストップ高の要因は、東電が政府管理下に置かれるという報道の鎮静化や、みずほの東電目標株価が900円を維持しているということのようです。
しかし、このようなストップ高の後、株価上昇に転じるのかというと、そう簡単ではないでしょう。みずほなどは東電の大株主ですから強気のコメントをするのは当たり前ですし、みずほなどにある程度の売り場を提供した操作相場とも言えなくもないわけです。ここで再度株価下落に転じたら間違えなく損をしたのは、空売りを仕掛けた個人投資家ということになるのでしょう。
さて、以上を踏まえたうえで、東電の株を購入するか迷っているのです。
電力会社は、景気の動きに対する影響は小さいので、原発問題さえカタがつけば景気の2番底が来ても十分安定した経営をすることができると思います。長期で保有するには、脱原発などによる電気料金の値上げなどが原因で株価の乱高下があるかもしれませんが、基本的に永久的な黒字会社なので押し目買いで十分とおもわれます。
問題は、政府管理下に置かれるか否かの1点に尽きるわけです。
ということで、ここでもリスクとリターンの関係は成立しているわけですが、試しに小額から取引してみようかと考えています。まずは手始めに1000株程度保有してみようと思います。なんだかんだ言ってもリターンを取るにはリスクも取らざるを得ないということです。
今日の相場
USD/JPY 80.65
EUR/JPY 114.11
金(国内小売)  4201円/g
白金(国内小売) 4950円/g
市場予想ではUSD/JPYの買い予想が多いようですが、おいらはあくまで売りで行きます。日足ではもう少し上昇(円安)の余地がありそうです。81.00と81.50付近には抵抗線があるのでここらで売ろうかと考えています。
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