今年の相場を考える(…続き)

今年の相場を考える(…続き)
前回の記事で、景気を回復させることは難しいと記事にしました。これに加えて、今年あたり、ファニーメイとフレディーマックが爆発しそうですし、シティーやバンカメも危ういわけです。
先ほど、米国雇用統計が発表されましたが、依然失業率は高止まりしています。米国経済は何も回復しておらず、不良債権は政府が肩代わりしているだけの状況です。
このようなやり方はいつか破綻する日が来ると思われます。また、米国は、巨額の財政赤字をチャラにするために自国通貨安を仕掛けてくる公算が高く、相場もそのように誘導してくるでしょう。
つまり、今年の相場は、米ドル安という大きなトレンドとともに、信用を求めてマネーは貴金属を中心としたコモディティーに流れていくと予想しています。
今日の相場
USD/JPY 81.67
EUR/JPY 111.00
金(国内小売)　 3763円/g
白金(国内小売) 5160円/g
米雇用統計発表後、多少動きましたが、現在は発表前の価格付近で推移しています。もしUSD/JPYが82円半ばを越えて上昇すれば、売ろうと思っていたのですが、今はスクエアで様子を見ています。とりあえずはUSD/JPYは82円台半ばでショート、金先物は3400円台前半でロングというような感じでトレードしようと思っています。
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