外貨準備について

外貨準備について
財務省ホームページによると、2010年度の外貨準備高は1兆1010億ドルでそのうち金は340億ドル(2460万トロイオンス)となっています。内訳は、財務省のホームページでは良く分からなかったのですが、その他で調べたところ、日本の外貨準備の約90%は米国債となっています。
外貨準備のほとんどが米国債というのも、米国債を買い支えている証拠といえます。日本の所有する米国債は米国議会の承認が無いと売却できないようになっているようです。
また、財務省のデーターによると金地金の保有割合は3%と異常に低いわけですが、金保有量も米国による規制があるようです。日本政府の金地金は米国内に保管されているようですが、その理由は、いろんな混乱に対して金地金を管理して(守って)いる?などということのようです…。これも日本政府が勝手に売却したり国内に持ち込むことは難しいとされています。
米国に「IEEPA」という法律があります。その内容は、
「米国の安全保障、外交政策、経済に異常で重大な脅威が発生した場合、外国とその国民が有する資産に関して、それを所有したり、取引したり、権利を行使することなどを、調査、規制あるいは禁止したり、破棄、無効あるいは予防する」
というものです。
今日の相場
USD/JPY 82.89
EUR/JPY 109.20
金(国内小売)  3861円/g
白金(国内小売) 4905円/g
昨日から貴金属価格が下落しているようですが、為替とともに、米雇用統計後の動きを確認してから、どうするか考えます。
貴金属が下落すれば買い場探し、USD/JPYが円安に推移すれば売り場探しという感じです。その逆のポジションを取る気は全くありません。
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