2011年度予算

2011年度予算
明けまして、おめでとうございます。
去年はギリシャの財政悪化からユーロ危機となりましたが、デフォルトなどが起こる事態には至らず、なんとか年を越すことができました。今年も米国とEUは通貨安競争をするのでしょうが、なんといっても米国の財政危機からは目が離せない状況です。
さて、日本はというと2011年の予算が発表されています。
今年度の一般会計予算はなんと約92兆4116億円と、100兆円に手が届きそうな勢いとなっています。一方、税収の総額はというと40兆9270億円しかありません。その他の収入を加えても、国債の発行額は約44兆2980億円にも上ります。
国債や公債など国と地方の借金をあわせた長期債務残高は891兆円で、対国内総生産比が184%に上ります。
この危機的状況下で、過去最大の予算をたててくるとは、日本政府もかなりのギャンブラーといえるでしょう。
…というか子供手当や高速無料化という欠陥政策に加えて、為替介入や外貨準備という名目で米国債を買い支えるという始末。景気回復や財政の健全化のどちらも達成できるはずありませんし、真剣に考えているとは到底思えません。
今日の相場
USD/JPY 82.16
EUR/JPY 109.72
金(国内小売)  3931円/g
白金(国内小売) 4967円/g
USD/JPYは円安方向に戻りそうな気配となったので、昨日利喰いしました。金先物はそのまま保有しています。金をホールドしたまま、為替の戻り売りが良さそうです。USD/JPYのロングは取る気にならないので、次のショートの入り場を探します。年明けにドーンと動かなかったので、とりあえずは米雇用統計までは軟調な展開になると思っています。
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