今日の相場

今日の相場
USD/JPY 84.42
EUR/JPY 106.58
金(国内小売)  3537円/g
白金(国内小売) 4406円/g
現在は利益確定の動きから多少円安に戻しています。
先日発表された7月の米中古住宅販売件数は、383万戸と市場予想470万戸を大幅に下回りました。(1995年5月以来の水準に落ち込んでいます。) 政府の住宅減税も終了し、カンフル剤の効果も切れ始めたといえるでしょう。今後も米住宅事情が大きく改善されることは無いと思われます。
これに加えて、失業率の改善も見込めないのが現状といえます。市場経済が拡大していく時期なら、政府が財政出動でもすれば効果は出るのでしょうが、現状はそんなに甘くないようです。現在は世界経済が成熟し、資本主義経済のあり方が問われている場面だと思います。経済規模が頭打ちし始めているのですから、それに合わせた雇用の見直しが必要になります。(例えば、車など物作りの工場から、介護やクリーンエネルギー開発などに人材を移すなど。)
そして、このような過渡期が来ると必ず、相場が乱れ経済混乱が起きるのですが、その原因である金融取引に、ある程度規制をかける必要があるでしょう。資産運用などと銘打ったギャンブラーのトレードが原因で、まっとうな人(企業)の生活(活動)がかき乱されることは無いようにしたいものです。少なくともレバレッジなどは即刻廃止した方が世の中のためです。
…とはいうものの、そのようなこがすぐにできるはずもありません。なので、すぐ雇用が改善し市場経済が好転することもありませんし、相場のボラティリティーが縮小することもありません。
さて、9/3には米雇用統計の発表があります。この辺まではまた様子見ムードとなり、USD/JPY84〜85円台をさまようことになりそうです。米雇用統計発表後に円安方向に推移しても、その勢いは限定されそうなので、米雇用統計前にUSD/JPYを売ってみようかと思っています。
ちなみに、もしその後急激に円高に推移すれば、為替介入の可能性が高くなると思われますので逃げる準備も必要です。トレールでついて行くのが良いでしょう。
(数字訂正しました。<(_ _)>)
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