今日の相場

今日の相場
USD/JPY 84.04
EUR/JPY 106.11
金(国内小売)  3543円/g
白金(国内小売) 4426円/g
さて、今日は円高方向に大きくブレイクしました。現在USD/JPYは83円台後半で推移(ショート方向)しているようですが、やはりEUR/USDもショート方向に推移しています。これは現在の通貨の力関係が、リスク回避に動くとJPY>USD>EURという結果になるということです。なので、先日記事にしたとおり、一番効率の良さそうなポジションはEUR/JPYのショートとなるわけです。
さて、更にリスク回避の動き(下落の勢い)が継続する流れではありますが、ここからUSD/JPYやEUR/JPYのショート、もしくはEUR/USDのロングを目先で取ることは得策とは言えません。そのようなポジションをとるなら、相場が急反転することを想定しながらトレードをすることになりますので、ストップはが必須となります。(少なからず押し目があると思いますので、押し目で様子を見ながらショートをとるのが良いと思います。)今後ですが、このままUSD/JPYが短期間で80円を目指すようなら、為替介入の動きが出てもおかしくは無いでしょう。当然、日本政府が為替介入を行うことを市場が肯定するところまで、米国政府と日本政府が円高を進めていくことはまず間違いありません。要は、市場ではそのような見えない裏の動きがあるということです。
とりあえず、押し目をこなしながらリスク回避の動き(JPY>USD>EUR)が継続すると予想されます。為替介入の動きがなければ(もしくは日本政府が強い円高対策を打ち出さなければ)、このままの動きが続くということです。
なので、次にこの相場が大きく反転するのは、政府主導の方針(為替介入もしくはそれに準じた方針)が打ち出された時といえます。
米国は米国債を日本に購入して欲しいわけですが、日本政府がただ米国債を買うと言えば、日本国民から疑問の声が上がるでしょう。でも、円高で輸出企業を守るという命題を打ち出せば、一転して肯定されるわけです。なので、日本国民が為替介入した方が良いというところまで日米政府は主導して円高を進めるわけです。
このブログを見てくれている方の中で、そんなことをして日本政府にメリットはあるのか?…などという人もいないと思いますが、戦後からの日本の国際的な立ち位置ということを考えれば、そんなに単純?でもないわけです。
ちなみに、おいらはUSD/JPY86円台になればショートを取ろうと思っていたのですが、85円後半までしか円安にならなかったので、今回はノーポジとなっています。
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