中国人民銀行(中央銀行)の為替介入?

中国人民銀行(中央銀行)の為替介入?
今回の中国人民元の切り上げ騒動を見ても、中国当局のやり方に相場(もしくは米国)が翻弄された感じがします。中国の内政に関しては、決して良い状況とは言えなくても、世界を相手にしたときの中国は、かなりしたたかな対応を取っているといえます。
中国が人民元を切り上げると発言した後の為替の動きを見ても、中国人民銀行はもとより、中国人民元を売り支える動きがあったとも言われていますし、中国はそのような(グローバルな)根回しができているといえます。
今後も世界経済は中国の動向に振り回されるのでしょうが、基本的なうごきとして中国人民元は、除々に切り上げていくという流れに変わりはないと考えています。とにかく中国は、経済成長と通貨切り上げの一方向しかないのですが、時に世界との協調を無視した(良くも悪くも)行動を取りますので、要注意といえるでしょう。
中国は経済成長を続ける一方で、目先の住宅バブルや過剰な資金流入に悩まされるわけです。おそらく自国通貨高解消のため、今後も米国債を購入し続けるでしょう。
ちなみにおいらは、数年後の近い将来に、その関係が崩壊すると予想しています。米国債の暴落後、中国が米国債を売却し、世界恐慌突入というと分かりやすいのでしょうが、明確な動きではなくても、水面下でそのような差し合いがあると思われます。
今日の相場
USD/JPY 90.01
EUR/JPY 109.92
金(国内小売)  3816円/g
白金(国内小売) 4920円/g
リスク回避の円高が進行(揉み合い)しているようですが、もうすぐ落ち着くと思っています。数日後に、チャートで順張りとなれば金、プラチナロング、為替は引き続きEUR/USDのロングで取引しようと思っています。明確にリスク選好の動きになればクロス円ロングも良いと思います。今は、様子を見ています。
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