スイス中央銀行による為替介入

スイス中央銀行による為替介入
今回のユーロ安での為替介入は今のところ可能性は低いと思っていました。しかし、どうやらスイス中央銀行が「ユーロ売り/スイスフラン買い」の為替介入を行なったようです。これにより?、EUR/USDは1.25USD台まで急伸しました。
もちろん介入額も大したことは無いのでしょうが、政府の意向みたいなものを感じざるを得ません。まずはスイスに介入させて様子を見ているような気もします。
とにかく、ECBなどによる大きな為替介入の可能性は低い(口先介入はあるかもしれません)と思いますが、目先の方向はユーロ高に転換する可能性も浮上してきました。19日のギリシャ国債の償還まではユーロ安となっていたのが、計ったように20日からユーロ高に傾いています。一方、20日に行われたギリシャゼネストの報道が、あまり大きく扱われていないような?
今後のユーロは、やはり下値を試しに行くのでしょうが、目先はユーロ高になりそうな雰囲気です。こういう難しい相場には乗らない方が無難でしょう。
今日の相場
USD/JPY 90.18
EUR/JPY 113.58
金(国内小売)  3600円/g
白金(国内小売) 4528円/g
プラチナが破壊的な下落をしています。景気に連動しているプラチナは上昇、下落共に金とは比べ物にならない大きな動きをします。
さて、ここからの課題ですが、何処で拾うかという事になります。
今回の下落要因を考えると、ここまで下げる程とも思えないのですが、2日間で約600円/gの暴落となっています。これが流動性の高いデジタルマネーの動きといえるのでしょう。
まだ下げ止まってないものの、ここからはそう簡単に売りポジションを建てられる状況でもありません。下落の勢いも弱まり、数日中には底を打つのではないかと思っています。
ちなみにおいらはプラチナ先物でロングを持っています。ポジションは大きくないので放置していますが、さすがに慎重になってます。
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