現状からの投資方針について

現状からの投資方針について
最初においらの根底にある今後の世界経済推移の予想を書いておきます。
世界の経済不況は改善しておらず、2番底が来るということです。なので現状で、経済不況の底はうったと予想している方は、おいらの逆の視点で相場に望むと良いと思います。おいらは更なる世界恐慌に突入すると思っていますので、それを前提としておいらの投資方法を紹介します。
まず、現状として重要なのは、金がリスク資産として扱われているという事です。特にユーロが下落したり米ドルが下落し、円の独歩高になると金価格は下げる方向に動きます。ここがおかしいわけです。通常世界経済に暗雲が立ち込めれば、金は上昇するべきなのです。
何故、このような動きになっているかというと、ヘッジファンドが為替や株のヘッジに金を購入しており、損失を補てんするための売買をしているため、為替や株価と連動しているふしがあります。要は、金とリスク資産を両方抱えて、リスク資産が暴落した時にヘッジとして金を売って損失補てんしている訳です。そうすると、当然リスク資産が暴落すれば金価格も暴落することになります。
しかし、この相場の動きは、必ず何処かで修正されると考えられます。要は、世界経済に暗雲が立ち込めれば、金は上昇するという本来の動きに戻るはずだからです。
ヘッジファンド金利の付かない金で積極的に運用することはあり得ません。常に両建てで、リスク資産の補填として扱われています。(ヘッジファンドの動きがまだそこにとどまっているだけで、いつ金市場にレバレッジをかけて資金投入をしてくるかは解りません。…というか参入してるがまだ思惑が違う?)
しかし、経済の状況が悪化してくれば、リスク資産など到底取れるはずありません。みんなコモディティーに動くと考えられます。通貨の価値は今後棄損しなければなりません。日本とアメリカの財政赤字を見れば一目了然です。(日本は対外債務は無いにしろ、国民の金融資産を巻き上げるのは必至です。)物の価値が上昇し、通貨の価値は下がっていく可能性が高いと思われます。
そこで、おいらの今後の投資方法ですが、金価格は経済不安の円高で下落します。しかし、何処かで円高の動きを無視して上昇に転じると思われます。なので金ロングとUSD/JPYショートの両建てを積み上げるという事です。現状では、この両者の動きは連動していますので、両建てのように価格変動差益は取れませんが、価格変動リスクも回避できます。そのうち金ロングと、USD/JPYショートの乖離が生じれば両方のポジションが利益を生むことになるでしょう。
おいらのここ1〜2年の投資方針は、このような感じで行きたいと思います。
それから時期(大底の確認)を見て、浄水関連や蓄電関連の会社の株の購入や、円キャリーのポジションを建てたいと思っています。
今日の相場
USD/JPY 91.73
EUR/JPY 123.94
金(国内小売)  3451円/g
白金(国内小売) 4771円/g
もう少しは上昇相場と思われますが、オリンピックが終わる頃にはどうなるか分かりません。おいらは現状、金のロングとUSD/JPYのショートを保有していますので、為替差益は±0です。金をナンピンできなかったので、ここからはUSD/JPYのショートの入り場を探します。USD/JPYのショートに利益が乗ってきたら金を買い増したいところですが…。
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