現在の相場の状況を考える

現在の相場の状況を考える
少し相場から離れていたので、多少現状を確認しておきたいと思います。
USD/JPYは円安、EUR/JPYは円高となっています。そうすると当然EUR/USDの下落は大きくなる訳です。今回のこのような為替の動きは、テクニカル的にそろそろ反発してもよさそうです。例えば、USD/JPYは線形回帰や一目均衡法の転換点といえますし、EUR/JPYは127.00〜139.00のレンジ相場の下限付近となっています。普通に相場をやっていたら、EUR/JPYのチャートを見ると、間違いなく買いたくなります。
しかし、今回の相場はユーロ圏の問題による米ドルへのレパトリが原因な訳ですから、USD/JPYやEUR/JPYのチャートを見て判断するより、EUR/USDのチャートをみて判断する方が相場の適合性において妥当と思われます。
…という事でEUR/USDをみると、4/22からの上昇に対して明らかに方向が変わっています。そのターゲットを考えると、現在はフィボナッチ(4/22から設定)38.2%戻しの水準(1.4285)となっています。なのでこの付近からの上昇もありそうです。そう考えるとUSD/JPYショート、EUR/JPYとEUR/USDのロングもありかもしれません。EUR/USDでこの水準を下抜けると、次は50%戻しの1.4000がターゲットとなります。その次は61.8%戻しの1.3751がターゲットとなります。
まとめますと、現在の相場はまずEUR/USDのチャートを基本に考えます。その値の1.4285、1.4000、1.3751付近を転換点として、USD/JPYショート、EUR/JPYとEUR/USDのロングのエントリーポイントとするのが妥当かと思っています。
ちなみに、おいらはユーロ圏のファンダがあまりピンとこないのですが、USD/JPYの円安がもう少し継続しそうな気がしますので、まだ様子をみるつもりです。
今日の相場
USD/JPY 90.44
EUR/JPY 129.67
金(国内小売)　 3374円/g
白金(国内小売) 4398円/g
現在為替はスクエアです。金ミニロングが1枚含み損を拡大しているようですが、小額なので完全に無視しています。
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