来週の相場

来週の相場
来週は、クリスマス休暇に入りますので、その前にはある程度のレパトリエーションが起こると思われます。この場合、現在取っているリスク資産から、資金を引き上げることになります。大雑把には、低金利通貨の円や米ドルを借りて、高金利通貨である資源国や新興国の通貨を買っている動きが、逆回転することになります。実際の通貨ペアの動きは、クロス円が下落、他通貨に対する米ドル高になりそうです。米ドル円に関しては、前回のレパトリの時に、円の単独高となった経緯があり、状況はあまり変わってないので多少の円高を予想しています。来週は、米国の重要な経済指標が発表されますが、あまり大きく動くイメージはありません。米ドル円は、揉み合いながら少しずつ下落していくと予想しています。やはり大きく動くのは、米雇用統計からではないかと思います。
ちなみに、おいらは来年、景気は二番底に向かうと予想していますので、レパトリが起こった時の通貨ペアの動きを観察することは、今後の投資に役に立つと思います。その中でも、特に基本と思われている米ドル円こそ、結構予想が難しいと思っていますので、レパトリが起これば是非参考にしたいと思います。
今日の相場
USD/JPY 88.92
EUR/JPY 132.15
金(国内小売)　 3481円/g
白金(国内小売) 4439円/g
現在は、USD/JPYのショートを持っています。USD/JPYは小動きで下落すると予想していますので、来週は更に売り増そうと思っています。88.00付近では、ダブルトップを付けて反転(2008年年末から2009年年始にかけて87円でダブルトップを形成して反転ている)しそうな感じもしますが、一目均衡表の雲から離れて下落を継続しそうでもあります。テクニカル的にはどっちに転んでもおかしくなさそうですが、流れは円高なのでこの動きが継続すると思います。
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