線形回帰について

線形回帰について
線形回帰では、相場が変動した期間を決め、その間出現した価格をプロットし、回帰直線を引きます。当然、回帰直線から離れるほど、出現する可能性が低くなります。なので価格の分布は回帰直線を中心とした正規分布になります。ではこれを相場に戻してみると、まず回帰直線に相当する中心線の傾きが、その時の相場が円高方向なのか円安方向なのかを示しています。そして、中心線が平均的な価格となりますので、下に行けば中心線に戻ってくる上げの圧力がかかり、上に行けば下げの圧力がかかることになります。では何処まで行けば戻ってくるのかという指標に標準偏差を使います。正規分布の場合1SDに収まる可能性は67%、2SD内に収まる可能性は95%となります。おそらくこれに相当するラインが1σライン、2σラインなのでしょう。特に2SDライン辺りを超える確率は5%なので、ここまで行けばいくらなんでも、戻ってくるだろうということです。また、線形回帰を見るにはまず期間を設定しますが、この設定がトレンドを無視した設定になっていると何の参考にもなりません。線形回帰の期間を設定する時は、ここから下降トレンドが始まったとかいう基点から期間を設定することが重要なのです。
まとめると、1)期間の設定はトレンドの基点から設定します。2)中心線がそのときの平均的な価格となります。3)中心線の方向が相場の方向となります。4)中心線をはさんで相場は変動しますが±2σ付近を限界として中心に戻ってきます。5)±2σを超えていった時はトレンドが変わったことを意味します。
今日の相場
USD/JPY 90.62
EUR/JPY 132.10
金(国内小売)  3105円/g
白金(国内小売) 4043円/g
来週は目立った経済指標も無かった?はずなので、先日の相場見解のどおり来週もトレードしたいと思います。USD/JPYの大きな流れは下落方向としますが、目先では3円程度の大きな押し目が入る可能性がありそうです。50銭程度の小さな押し目でショートを取る時は、逆指値を狭くして逃げ足は速めにした方がよさそうです。このまま下落となれば、90円を明確に下抜けてしからショートポジションを取ろうと思っています。現在の状況でのポジション取りは諦め、利が薄くても損を押さえるように頑張ろうと思います。
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