しつこく「景気回復とするには時期尚早」と語る

しつこく「景気底打ちとするには時期尚早」と語る
USD/JPYは2008/12/15に87.07をつけてから上昇し、一旦101.46をつけましたが、現在92円前後まで下落してきました。日経平均も9,000円台まで回復しましたが、10,000円を維持することはできませんでした。
おいらが思うのは、今は大局での下落局面の中の調整相場ということです。要は、株価も対米ドル円高もまだ下落途中段階ということで、今後はさらに底値を切り下げていく可能性が高いということです。大きな下落局面の中で、たかが4〜5ヶ月程度株価が回復したからといって、景気回復に向かっているなどとよく言えたものです。
では、おいらが景気下落局面と判断する理由を書いてみます。
まず、現在の企業の経営状況が収支面で多少改善されているようですが、この原因は販売が伸びてきているからではありません。おそらくおいらを含め、皆さんも味わっていると思われますが、給料やボーナスのカット、リストラなどの効果が出てきているだけに過ぎないのです。さらに、職を失った人や給料を減らされた人が大部分を占める中、政府はバラマキで国営漫画喫茶等々を作ろうとしています。老人介護施設などは全然足りておらず、必要な所にはお金は回ってきません。今後、各種税金は上がる一方でしょう。
そんな中で、個人消費が伸びると思いますか?
おいらが強く感じているのは、景気が回復した(底打ちした)とする本当の指標は、まず失業者が減少し、給料が増加しなければならないということです。失業者が減少し、給料に多少の余裕が出てこなければ消費も伸びません。消費が伸びなければ、景気も回復しないでしょう。
今現在、為替も株価もさらなる下落局面に突入する瀬戸際にいると思っています。景気回復局面?…ではないと思います。
今日の相場
USD/JPY 92.53
EUR/JPY 128.98
金(国内小売)  2904円/g
白金(国内小売) 3580円/g
昨日は当直でした。24時間ぶっ続け労働をして帰宅し、ブログを更新しています。約30時間寝て無い上に発泡酒を片手に日記を書いているので、変にハイになっています。しかもこれから、横浜に結婚披露宴に行かせていただきます。このままいくと40時間くらい寝ないでいることになるかも…
ということで、今日は結婚披露宴の用意があるので来週の相場は明日調べることとします。とりあえず現状確認ですが、おいらはUSD/JPY93円前後でもみ合えば、行って来い相場ではないので、下落局面に入った可能性があると先日記事にしました。当然、上昇の可能性はありますが、おいらはファンダメンタルズの大きな流れを考慮して来週もショートメイクで臨もう思います。現在の状況は、93円前後での揉み合いを確認して取ったショートポジション(92.80)を保有して越週しています。
為替が円高に推移すれば、金は為替要因で下落しますし、プラチナは為替要因に合わせて景気失速懸念でも下落します。貴金属全般は、下落局面に突入していると思いますが、金はいち早く上昇に転じるかもしれません。プラチナの下げは金より大きくなるでしょうが、底を打ってからの上昇は、当然金の比ではないのでしょう。金はフライング気味で買い、プラチナはじっくり様子見で良いと思います。特にプラチナは、買えなかったらそれはそれで仕方がない…くらいで丁度良いのです。
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