私学共済の年金積立金の時価総額

私学共済の年金積立金の時価総額
おいらは私学共済年金に所属していますが、その積立金は年金給付に充てる貴重な財源で、長期的視野に立って安全かつ効率的に運用しなければなりません。
…とか今更書くつもりはありません。おそらく私学共済をはじめ国民年金、厚生年金もおなじ運用状況でしょう。私学では、「レター」という私学共済だよりが毎月発刊されます。共済組合員もあまり気にしていないと思いますが、積立金の運用実績や時価総額が記載されています。
19年度の積立金時価に対して20年度の実績は国内債券で−616億円、国内株式で−991億円、外国債券で−165億円、外国株式で−790億円、短期資産で−242億円となっており、計2804億円の赤字ということになっています。(19年度総額3兆4323億円) これに対して私学共済側は、年金給付に対しては掛け金収入や国内債券を中心とした自家運用収入で十分対応できるなどといっています。
しかし、今後は少子化だというのに掛け金収入が上がるのでしょうか?また、安全資産ということを強調したいがために、国内債券の運用で対応すると言っていますが、国内債券で20年度前年比で427億円の赤字を計上していることもお忘れなく…。さらに国債運用においては、今後も世界的な低金利が続くと予想されます。もし、金利が上昇することがあれば、それは国債暴落につながるわけですから、どちらにしても債券の運用に期待が持てるとは到底思えません。
年金の運用は、私学をはじめボロボロの状態といえます。将来的には、予定受給額の半額位を想定した方が良さそうです。ちなみに年金は、60歳からの支給が65歳に変更されましたが、これは平均寿命を85歳とすれば60歳から25年もらえるものが、20年になったわけですから、それだけで総支給額が約20%減ったことになります。更に掛け金は高くなり、受給額は減っています。
今日の相場
USD/JPY 92.41
EUR/JPY 128.79
金(国内小売)  2905円/g
白金(国内小売) 3588円/g
プラチナとAUD/JPYは同じ動きをしています。プラチナとAUD/JPYは多少バブルっぽい動きをしていたので、もう一段下にいけば、大きく下げる可能性があるので要注意です。ここから多少あげて安心したところが危ないので、ロングで入る人は利食い損切りも早めにするべきでしょう。
おいらは、プラチナとAUD/JPYは様子見とし、USD/JPYは徐々に下値を切り下げていくと思いますのでショートを継続します。
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