トリプル安のメカニズム

トリプル安のメカニズム
おいらは今まで、米国の経済の不安要素について記事にしてきました。このような米国に内在する諸問題は、もはや楽観論で済ませない状況になっています。このような要因が、世界恐慌に発展するのかというと分かりませんが、それを想定した準備はしなくてはなりません。米国が最終的に、どのようにして没落するかというと、最終的にはトリプル安ということになるのではないでしょうか?
米国の産業は、自動車業を見ても低迷しているとしか言いようがありません。英、米が力を入れてきた金融立国などというものは、所詮、中身が希薄で有事には脆いものです。数字で何とかやりくりしてきた、偽りの経済は近く崩壊すると思います。
おいらは、米国トリプル安はどのようにして起こるかというと、次のように考えています。まず、その引き金になるのが米国債の暴落です。この暴落がどのようにして起こるかというと、米国の巨額の財政赤字を端とした、金利上昇圧力による国債の暴落です。米国の国債は世界各国で引き受けていますが、臨界点を越えれば、世界規模での米国債の売り圧力が高まります。こうなると長期金利は上昇の一途をたどりますので、株式市場の資金は、より有利な金融商品を求めて引き上げられますし、金利が上がれば企業の資金調達にも支障をきたして、当然株安に転じます。その後、実体経済を反映して為替が暴落するというシナリオです。
ただし、最後の為替だけが掴みきれません。トリプル安の前に、レパトリによる米ドル高を想定しています。
今日の相場
USD/JPY 96.37
EUR/JPY 135.18
金(国内小売)  3085円/g
白金(国内小売) 3983円/g
USD/JPYは上昇してきました。まずは96円前半で売りがよいと思います。おいらは96.50でショート指値注文しました。多分条約せずに、95円付近まで下げると思っています。そしたらNR7でエントリーします。
貴金属はまだ調整局面(下落)と考えています。ただし、ある程度底値は堅いと思いますので、少しポジションをとり、含み損が出ても保有しようと思います。
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