BRICs経済失速

BRICs経済失速
BRICsの中でも中国の経済成長は依然、好調なようですが、インド、ロシア、ブラジルは多少失速気味なようです。やはり新興国が頑張っても、先進国による需要が低迷すると影響を受けてしまいます。
中国だけが今後順調に成長するかといえば、それも難しいでしょう。インドやブラジルやが経済成長の失速を見せているということは、多少のタイムラグはあったとしても、中国もその動きに準じると思われます。中国は、内需拡大を目指しているようですが、今まで外需に頼っていたものを簡単に内需主導にすることは難しいと思います。
中国は、今後の世界経済を牽引するのかもしれませんが、その前に1度くらいは中国バブルは崩壊するかもしれません。その指標となるのが他のBRICs諸国の経済動向で、インド、ロシア、ブラジルの経済成長が逆回転し始めたら要注意なのではないでしょうか? BRICs諸国の経済が鈍化しても、中国は多少調子を維持するのかも知れませんが、そこが中国投資の引き際(一時的?)かもしれません。要は、BRICs諸国の経済が落ち込んでいるのに中国だけが、景気上昇するわけは無いということです。
また、BRICsの経済が低迷し始めたら、それこそ先進国は更なるダメージを受けるのでしょう。おいらは、大きな流れとして米国の危機要因を記事にしてきましたが、新興国の経済失速も注視しなければならないようです。
今日の相場
USD/JPY 95.53
EUR/JPY 134.30
金(国内小売)  3052円/g
白金(国内小売) 3954円/g
USD/JPYのチャートを見ると96円前半まで上昇し、折り返してきそうです。そして再度95.00付近まで下落し多少揉み合いそうです。動きは小さくなっていますので、NR7にトライしてみます。
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