米国債が暴落しても一時的には米ドル高になる?

米国債が暴落しても一時的には米ドル高になる?
米国債の暴落要因を記事にしてきましたが、1つ引っかかることがあります。米国債が暴落すると為替はどうなるのかということです。普通に考えれば、米ドル安になるのでしょうが、一時的にはかなりの米ドル高になるということも考えられます。
現在、米ドルはジャブジャブに刷られ世界中にばら撒かれています。もし、国債の暴落が鮮明になれば、当然資金の貸し剥がしからレパトリエーションが起こり、米ドルが引き上げられることになります。そして各取引などに必要な米ドルが世界中で不足するため、急激に米ドル需要が高まり米ドル高になるということです。少なくとも金利が上昇すると、それなりの米ドル買い需要は高まるのではないかと思います。
本格的に米国債が暴落すれば、当然米ドル安に転じるのでしょうが、米国債暴落の予兆時には米ドル高ということも想定しておいた方が良さそうです。
今日の相場
金(国内小売)  3078円/g
白金(国内小売) 4058円/g
USD/JPYは三尊(ヘッドアンドショルダー)を形成してから下落していくと思ったのですが、5/22に93.83まで下落した後、98.90まで戻しました。それから95.50まで下落し1円幅を揉み合っています。来週のUSD/JPYはどちらに動くか難しいところ(材料出尽くしで方向感がありません。)ですが、一目均衡表の雲下限か上限の97円台で下落に転じるのではないかと思っています。または、すでに6/19に97.18をつけて下落していますので、このまま株価につられて下落というパターンもありそうです。どちらにしても来週USD/JPYは、下落するのではないかと思っています。
…とすると、貴金属相場も値を下げると思いますので、金国内小売価格が3000円を割り込めば、買い場を探そうと思っています。
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