米雇用改善の兆し?

米雇用改善の兆し?
5月の米雇用統計の発表後、米国経済に対しての楽観的な見方が広がっているようです。楽観的な見方が広がっている反面、「失業率と非農業部門雇用者数の乖離をみると、今回の結果は60%程度しか信用できない」との指摘もあるようです。そもそも、公的部門で雇った臨時職員(7万人?)などはどのように扱われているのか疑問ですし、4月の米雇用者数は「-49.1万人」と発表されたのに、その1ヶ月後に「-54.5万人」に改定されたりします。今回のデーターもどうなることやら…。失業率が9.4%で、10%を超えるのではないかという状況で、市場はよく楽観的な見方ができるなと不思議に思っています。今回の米雇用統計の指標には、景気底打ち感を演出したいという作為的な意図を感じます。
しかし、相場というものは多数決のようなもので動いていますので、そこに賛同する人が多い方(投入される資金が多い方)に動きます。経済指標の解釈が正しいとか、正しくないとかは関係ありません。
今日の相場
USD/JPY 98.60
EUR/JPY 136.74
金(国内小売)  3218円/g
白金(国内小売) 4281円/g
先週、円安に動いて98円台を回復することは想定外でした。三尊天井をつけ94円台まで下落した後、96円台に戻した時には、再度下落すると予想していました。現在は98円台でもみ合っているようですが、今週は多少円安に推移しても、また円高に戻ると予想していますのでショートの入り場を探します。大きくは下落相場と思っていますので、ロングは控えたいと思います。上値の目処は2日前の記事のレベルを想定しています。
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