オルトAローンの破綻懸念

オルトAローンの破綻懸念
おいらは、平成10に35年ローンを組み3LDKのマンションを購入しました。(繰り上げ返済を頑張って何とか完済しました) 当時ローンを組むときに「ゆとり返済」を勧められました。「ゆとり返済」とは、過去に住宅金融公庫が提供していた住宅ローンの返済方法の一つで、内容としては、住宅ローンを借入れたときから5年間は月々の返済額が極端に少なく、6年目以降から月々の返済額を増やすというものです。最初の5年間はほとんど元本は減らず、6年目から返済額が1.5倍とかに急上昇します。おいらは問題を先送りしても仕方が無いと思い断りましたが、この「ゆとり返済」を利用した人の中には、住宅ローンの返済に行き詰る人も多くいます。ちなみに「ゆとり返済」は、2007年3月末をもって廃止され、今は独立行政法人住宅金融支援機構に業務が引継がれています。
さて、アメリカではサブプライムローンが破綻しましたが、この不況が続けば比較的信用力のあるプライムローンにも飛び火しそうです。しかし、その前に問題になっているのがオルトAローンという住宅ローンです。サブプライムローンの残高約130兆円に対し、オルトAローンは約110兆円とされています。このオルトAローンも「ゆとり返済」と同じく、最初の支払額が少なくて済む返済方法があります。オルトAローンではオプション付き変動金利という返済方法を選んでいる場合が多いようです。金利が上昇すると金利分の返済をカバーできなくなり、場合によっては破綻します。
サブプライムローンは、返済額見直しまでの猶予期間が2年だったため、昨年までの早い時期に問題が表面化したようです。しかし、オルトAローンの猶予期間は4〜5年なので、返済額の見直しが集中するのは今年から来年にかけてなのです。「ゆとり返済」と同じく1.5倍くらいに支払い額が上昇すると試算されています。
オルトAローンもサブプライム同様、住宅ローンの証券化により貸し倒れのリスクを投資家に分散する仕組みがとられているようです。来年あたり、サブプライムショックの再来が起こるのではないでしょうか?
今日の相場
USD/JPY 96.68
EUR/JPY 136.33
金    3171円/g
プラチナ 4100円/g
ちょっとメンタル的な理由で、FXは小休止しようと思います。USD/JPYのショートとAUD/USDロング、CAD/USDロングを保有して放置しています。レバレッジは1未満なので気が向くまで放置することにします。
金とプラチナはここからはじりじり上昇していくと思いますので、昨日プラチナミニを追加購入しました。こちらは長期保有を目指しています。現在の金ミニとプラチナミニのレバレッジは2.8倍になっていますが、最終的にはポジションを増やしつつ、資金を投入してレバレッジは2程度にしようと思っています。現物も積極的に買い増したいと思います。
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