ファンドの破綻による金価格の下落について

ファンドの破綻による金価格の下落について
5月はファンド決算期が集中する時期で、運用の損失を金の換金売りにより補てんしようとする動きが出てきます。更にファンドは、昨年の金融危機による巨額の損失を抱えているわけですが、金融商品の解約停止条項により、現在も含み損を抱えた状況で保有している可能性があります。この解約停止条項の期限が、5月にはすべて切れるはずなので、この時期にファンドの破綻が増える可能性があります。そうなると、当然ファンドはすべての取引を強制決算しなければなりませんので、ここでも金の換金売りがでるかもしれないのです。
「運用の損失補てんの金の換金売り」、「破綻処理による金取引の強制決算」というファンド筋からの売りが出て、5月の金価格は下落するかもしれません。このような下落が、金の絶好の買場となりそうです。
金価格の変動は、株価や為替などいろんな要因が関係しますが、ファンドの動向も重要な要因の一つといえます。
今日の相場
USD/JPY 99.26
EUR/JPY 131.79
金    2995円/g
プラチナ 3780円/g
USD/JPYショート(99.00)は、95.60から反発を確認して96.97で利喰いしました。現在はスクエアです。USD/JPYは、一目均衡表の雲できっちり反転してしまいました。やはりあのような転換点では一旦ポジションをクローズして、方向性を再確認してからポジションを立て直すか、利益確定のストップをいれておくべきだと再認識しました。また、あのような転換点でポジションを取ることも避けなければならないと思います。一目均衡表の雲にぶつかり、ボリンジャーバンドの-2SDにぶつかり、且つ1/21からの上昇局面の下値抵抗線にもぶつかっているわけですから、よほどのファンダメンタル要因がなければ、下落が続くのか反発するのかなんて解るはずもありません。多少、利益は縮小しますが、方向性を確認してからポジションを取った方が良いと思います。
さて、USD/JPYは4/6から4/28まで下落してきましたが、この2点をレンジとして設定すると、フィボナッチの61.8%まで戻しています。ここら辺で一旦調整しそうですが、基本的に目先では上昇(円安)すると思われます。テクニカルだけをみると102.00〜103.00まで目立った抵抗要因は無さそうです。おいらは、スキャルでもやりながら、USD/JPYショートの入り場を模索したいと思います。
↓↓是非、今後のプラチナ価格について投票してみて下さい。
http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=7505
↓↓記事が参考になったと思っていただいた方…ぽちっと投票して下さい。
人気
ブログランキングへ
本ブログで紹介している投資手法や予想は、個人的な見解で正確性を保証するものではありません。投資は、各自の判断と責任において行うようお願いいたします。