今日の相場

今日の相場
USD/JPY　96.98
EUR/JPY　128.42
金　　　　3027円/g
プラチナ　4012円/g
為替の今後の動きは、大きく2つのパターンを想定しています。1つは、USD/JPYが一目均衡表の雲の手前(96.00手前)で反転し、102.00位まで戻してから、90.00を目指して暴落するパターン。もう1つは、このまま90.00を目指して暴落するパターンです。どちらにしても、結局USD/JPYは円高に動くという予想です。99.00で取ったショートは、96.50辺りで指値決算注文を入れたいところですが(一目均衡表の雲手前であり、1/21からの上昇局面の下値抵抗値なので)、ここはトレールでストップを50pipsとしてついて行くことにします。
それより、おいら的にもっと重要なことなのですが、ここに来てとうとう米ドルと他通貨が乖離してきているようです。要は米の暴落に対して今まではレパトリの効果が働いて、他通貨も対円で暴落していましたが、ここに来て米の暴落は単独化しつつあります。今後は米ドルは円高に推移していくと思いますが、他クロス円は底堅く推移していくのではないでしょうか？もし、もう一段USD/JPYが暴落したとき、他のクロス円が横ばいなら、オージー、カナダ、ユーロ辺りを、対米もしくは対円で買います。今回の米ドルの下落相場で、EUR/USDとAUD/USDは上昇しています。これは、米のファンド辺りの体力が、尽きたことを示しているのではないかと考えています。要は、資金還流するする資金すら無くなったということで、今までの投資ポジションをすべて吐き出した感が強いのです。ここら辺で、クロス円ロングを取るのが良いのかもしれません。おいらはEUR、AUD、CADをJPY、USDで買うロングポジションを取ろうと思っています。一方、現状手を出し難いのは、CHF、NZD、GBP、ZARです。CHF、NZDは対USD、JPYでロングを取れば良さそうですが、市場規模(国の経済規模)が小さいため何が起こるか分からないからです。GBPは、ユーロ圏にも属さず、米国寄りの面もありますから、米国の下落についていきそうな気がします。ZARなどの新興国通貨は、ボラリティーも激しく、下落するときも底なしの勢いで落ちます。国際的な概念が通用しない感があり、米国に連動するかしないのかもわかりませんし、いざとなるとデフォルトする確率も高そうです。
金価格は、ここから株価や為替が下落すれば、大きく上昇するのではないかと思います。プラチナは、株価下落に伴い大きく調整すると思い売却決算しましたが、為替で米ドルと他のクロス円が乖離しているということは、プラチナの下げも限定的になるのかもしれません。最近まで、暴落時すればグラム2000円台に行くと思っていましたが、3500円辺りが限界かもしれません。プラチナは下落すれば、買い戻そうと思っています。
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