政府が金を買えなければ個人が買うしかない

政府が金を買えなければ個人が買うしかない
金の国別保有量は、2008年3月で米国8134t、ドイツ3417t、IMF3217t、フランス2587t、イタリア2452t、スイス1134t、日本765t、オランダ621t、中国600t(WCG調べ)となっています。現在の保有率は、変わっていると思いますが(中国やイギリスなどは、もっと保有しているのでは?)、とにかく日本の金保有率は低いです。
※(追加)4/25現在、中国の金準備高は600トンから454トン増加し、1054トンとなりました。
米国に反対されて実現はできないでしょうが、外貨準備の一部で金を買うことにより、通貨(金やコモディティーも含む)バスケット制にも備えた方が良いのではないかと思います。日本ほどの外貨準備高があれば、3000t位保有してもよさそうです。過去、日本の貿易黒字(特に対米)が大きく、これが問題視されていたわけですが、だったら金を輸入して貿易黒字を相殺すればよかったのです。今となっては貿易黒字も赤字に転落してしまい、ただのボヤキとなってしまいましたが…。
日本政府は暗黙の了解で、金の購入を控えているようですが、個人で買うには何の制限もないわけですから、やはりここは個人が購入するしかないのでしょう。現在、未だ金融不安は収まったとは言えません。ここからもう一段の暴落が発生したら、個人が金に殺到することも考えられます。おいらはその可能性は非常に高いのではないかと思います。
ちなみに、所詮相場はどちらにも動きますから、余裕資金での現物保有が基本でしょう。大事なことなので繰り返して書きますが、住宅ローンなどの借金がある人は投資は控え、返済することが投資の王道(返済は勝率100%の投資活動です。)ですし、生活資金で高レバレッジをかけた投資を行うような行為は、早晩市場から退場することになりかねません。ギャンブルと割り切っているなら別ですが…。
今日の相場
USD/JPY 97.86
EUR/JPY 127.64
金    2991円/g
プラチナ 3959円/g
プラチナの下落を予想して、プラチナ地金を売却しました。最終的にはプラチナも上昇していくのでしょうが、一時的な調整に入る予感がします。要は、ストレステストやG20などから株価が下がるのではないかということです。どちらに動くかは解りませんが、為替のUSD/JPYも上値が重くなっているようなので、利喰いを兼ねた売却ということです。
もし、USD/JPYが今回の揉み合いを上方ブレイクしても、所詮102.00までと思っています。今のところ103.00を越えることは、全く想定していません。越えたら、越えたときに改めて考えます。

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