お金の起源

お金の起源
かつてお金の無い時代の取引は、すべて物々交換でした。物々交換では、例えば魚と野菜を交換したりしていたのですが、大量に取れても保存がきかなかったり、交換は常に商品を持ち運びしなくてはいけませんでした。これは不便だ!ということになり工夫した結果、持ち運びに便利でかつ価値のあるものを物々交換の中間にとりいれました。その交換価値の尺度として使われたのが、貝殻(宝飾品として)や鉱物資源ということになります。この貝殻や鉱物資源がお金の原型となったのですが、その条件としては
・腐らないこと ・持ち運びに便利であること ・それ自体に価値があるもの ・価値が不変である事
などが条件として挙げられます。そしてその条件を満たしたのが金、銀、銅ということになったのでしょう。お金は腐りませんし価値は不変です。お金さえあればいつでも好きなものを買える(交換)ようになったのです。(はっきり言って食べる物が無いときは、金や銀を持っていても何の役にも立たちませんが…。)
毎回交換のたびに金の真贋を調べたり重量を計るのは面倒くさいので、基準となるお金を誰かが発行しなければいけません。じゃあ、そのお金を誰が発行するのかということになります。交換価値の尺度となる重量や純度が一定の金貨や銀貨の鋳造は、国の政府に任されています。もしくは国王などの権力者が発行する権利を握っていました。当然、国の規模が大きくなるとより多くのお金が必要になります。でも金の元々の性質として、価値が不変であることがあり、これは金がある日突然大量に取れたり、錬金できないということでもあるのです。となると金の量は限られていますので金貨の発行は、保有する金の量に縛られることになり、必然的に金の含有量を下げた粗悪な金貨が造られたりもしました。日本でも金の含有量を下げた小判を作ったりした時代がありました…。
今日の相場
USD/JPY 96.86
EUR/JPY 127.43
金    3096円/g
プラチナ 3867円/g
NYダウはビックスリー破綻懸念により続落してスタートし、現在7500ドル付近で推移しています。GMワゴナー最高経営責任者が退任し、ヘンダーソン最高執行責任者が後任になることを発表しました。USD/JPYは株価次第でしょうが、もう一段安に行くと予想しUSD/JPY96.91でショートポジションを取りました。出遅れた感があり悔しいところですが、ここは流れについて行くことにします。ストップは98.00としました。今回の相場は、1997年9月から1998年1月辺りの相場の値動きに酷似しており、当時のその後の動きはおおむね7%程度下落しています。すでに2〜3%程度下げていますが、まだ下げ余地がありそうです。
今日のようにビックスリー要因でUSD/JPYが下落し、ここから90.00を目指すようだと貴金属も連れ安となる可能性が高いと思います。特にプラチナは大きく調整する可能性があります。ただしそれは絶好の買い場になるかもしれません。
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