北米共通通貨「アメロ」

アメリカ・カナダ・メキシコ共通通貨「アメロ」
アメリカの財政赤字天文学的な数字となっていることは何度も記事にしてきました。そしてこれを解消するためデノミネーション(通貨切り下げ)を行う可能性があることなど…アメリカがデフォルト(債務不履行)したあとにデノミを行い対外債務をチャラにすることは十分考えられますが、その一つの選択肢としてアメロ導入という離れ業も隠し持っているようです。アメロとはアメリカ・カナダ・メキシコの共通通貨だそうです。アメリカがユーロに習い、カナダ・メキシコを経済的に取り込んで通貨高にしようとしているのかもしれません。もちろんその前にあるのは、現在の米ドルを抱え込む日本や中国に対する借金の踏み倒しということになるのでしょう。とりあえずアメロ自体は、現実味に多少欠けるかなと思っていますが、借金を踏み倒すという点は確率高そうです。
ちなみに湾岸協力議会議(GCC)加盟6カ国(サウジアラビアUAEカタールクウェートオマーンバーレーン)が2010年に湾岸ディナールの導入を検討していますが、調整は難航しているようです。
今日の相場
USD/JPY  99.11
EUR/JPY  124.39
金    3091円/g
プラチナ 3623円/g
銀    46.51円/g
USD/JPYはここから何時下落してもおかしくないレベルに突入しています。ポイントは心理的節目の100.00とフィボナッチ61.8%戻しの101.62となります。もし、このレベルを明確に上抜けたら投資のスタンスを考え直す必要がありますが、可能性は低いと見ています。一旦ここら辺のレベルに突入したらUSD/JPYのショートとEUR/USDのロングでエントリーしようと思います。ここは勝負どころなので多少取引額を大きくし、フライング気味の順張りでエントリーします。ストップは多少広く取り、USD/JPYで2.00、EUR/USDで0.02程度にしようと思います。目先の話では本日22:30に予定されている米の新規失業保険申請件数と、第4四半期非農業部門労働生産性の発表があります。とにかく良い数字になるはずは無いのですが市場がこれを織り込んでいるのかが焦点となります。一旦、少し下げて再度100.00にトライするイメージですが、ここは様子見とします。
金と銀の国内小売価格は、多少調整しましたが底堅く推移しています。プラチナは大した調整も無くじわじわ上昇しているようです。ただし、プラチナにしてもこのまま一直線で上昇していくとは思えません。NYダウもこれから更なる下落をしていくでしょうし、日経平均も当然下げるでしょう。とくに不況震源地のアメリカにおいては、これからが下落の本番といっても良いのではないでしょうか?USD/JPYも再度円高に移行すると思います。この為替の動きや、投機筋のレパトリには要注意です。本格的な調整が入ると逆にプラチナなどは下落幅が大きいですから…ただし中長期では、おいらは依然貴金属ブル派です。
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