金地金の購入について(サイズと手数料)

金地金の購入について(サイズと手数料)
金地金の種類は(1kg・500g・300g・200g・100g・50g・20g・10g・5g)があります。金地金の購入においては、FXでのスプレッドと同じく買値と売値に差があり、買った時点では必ず含み損が発生します。このスプレッドは各業者によって違いがあります。今日現在のスプレッドは1gあたり田中貴金属工業73.0円、石福金属興行73.0円、徳力本店73.0円、三菱マテリアル63.0円、住友金属鉱山52.5円となっています。これはどのサイズの地金を購入しても一律にかかる費用です。スプレッドは相場変動に伴い多少値幅が変動することもあります。
スプレッド以外にかかる費用として、バーチャージという手数料があります。バーチャージは先に紹介した地金の種類に応じてかかる費用で、金地金の売買別途手数料片道の価格は 1kg・500g/不要、 300g・200g・100g/5,250円、 50g・20g/4,200円、 10g・5g/2,100円となります。売る時の手数料は質量換算しますが、ほぼ買う時の手数料と同じなので同様としました。サイズが小さくなる程手数料の割合は高くなります。例えば1kgバーを一本買ったときの手数料は0円ですが5gを1kg分買えば手数料は往復840000円となります。金価格が3000円/gとすれば1Kgは300万円なので損益分岐点は3840円となります。これは買った時点では840000円のマイナスとなり、金価格が3000円/gから3840円/gになればプラスマイナス0円になるということです。ちなみに他のサイズの損益分岐点は3000円/gで購入したとすると、往復手数料換算で10gなら3420円/g、20gなら3420円/g、50gなら3168円/g、100gなら3105円/g、200gなら3052円/g、300gなら3034円/g、500gと1kgは3000円/gとなります。(スプレッドは含まれていません。)
…ということで、500g以上の地金を購入すると費用がかなり節約できるということです。1Kgバーを何本も購入できるような人を除いてはできる限り500gバーで購入した方が良いと思います。利益がかさめば節税対策になる可能性がありますから…。ちなみに、金価格3000円/gで500gバーを購入するには150万円程度の資金が必要になります。
今日の相場
USD/JPY  96.89
EUR/JPY  123.98
金    3180円/g
プラチナ 3530円/g
銀    47.88円/g
金価格は1000ドルを越えた後多少調整しているようですが、国内金小売価格は円安要因もあり上昇しています。USD/JPYはレンジ越えを果たして急上昇しているようです。USD/JPYもこのまま順調に上昇していくわけもないのでしょうが、現状ではロングでついて行くしかないのでしょう。ただし去年の3月から8月にかけて96.00から110.00に戻したときに比べて急激な上昇なので、100.00の手前で失速するのではないかと思っています。現在ポジションはありませんが、とりあえず傍観することとします。この上昇が一段落ついたらEUR/USDを買ってみるのも面白いかもしれませんし、今後もUSD/JPYの売り場を探していきたいと思います。EUR/JPYは結構底堅く推移するかもしれません。
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