金保有でちょっとだけ消費税対策

金保有でちょっとだけ消費税対策
金の購入価格には消費税がかかります。しかし、金は消費するものではないため売却時に消費税は戻ってきます。例えば現在消費税は5%ですが、金を購入した後消費税が10%になったらどうでしょうか?売却時には売却した時の消費税が返却されます。金価格が変動しないとすると、100万円の金を買うとき105万円支払い、売却するとき110万円で売れます。5万円の儲けです。当然このほかにも売買価格差損、手数料は別途かかりますが…
日本の財政赤字は国と地方と合わせて約1000兆円とも言われていますが、国債(地方債)の金利支払いだけでも大変です。このまま国債を発行し続けたらそのうち国の予算がたたなくなるでしょう。国民は増税を嫌る反面、国には福祉、医療、教育と要求します。政治家は政治生命を守ることを第一優先しますからあまり増税はせず国債を発行します。国の赤字とは対照的に、増税せず(国に国債を発行させて)生活し、そうして貯まった国民の金融資産が1400兆円くらいあるのです。
さて、国はそろそろこの財政赤字を何とかしなくてはいけなくなっています。国はこの財政赤字を埋めるには、この国民金融資産をネコババするしかないのです。ある日突然銀行を封鎖して「国の赤字が膨大になりましたので、皆さんの預金をいただきました。あしからず…」なんてことは言えないでしょう。となるとそろそろ増税に踏み切るのでは?そして増税と平行して社会保障費の削減も継続すると思います。(今でもやっていますよね…)そうすれば国民は預金を切り崩して生活するはずですから…
大半の国民が思っているように国が無駄遣いをやめれば、こんなことにはならなかったはずだし、今からでも財政の健全化は可能?なのではないかと思います。しかし今でも道路族は道路を作ろうとしますし、その他無駄な特殊法人だらけです。この不況で派遣切りやリストラが行われ今日の生活に窮する人がいるのに、道路を作らなければいけないのでしょうか?食べるのがやっとの家庭で、食費と医療費を削ってベンツを買うようなものです。優先順位が明らかに違います。無駄遣いが止められなければやはり増税ですか…。とりあえず手っ取り早いのは消費税ということでしょう。ちなみに欧州に比べて日本は消費税が低いとよく言われますが、欧州では食料品などの生活必需品は5%程度のようです。
今日の相場
USD/JPY  88.93
EUR/JPY1 113.25
金    2830円/g
プラチナ 3072円/g
さて、今日の相場ですが見事にJPYの一人勝ち相場です。ここにきてEURGBP、AUDは更にひどいですね。以前から言っているとおりJPY>USD>EURという関係は継続中なようです。おいらは、今年のどこかでUSDが一番弱い通貨となるのではないかと思っています。これからもアメリカは政府、民間の経済指標を発表しなければいけません。日本に時価会計を押し付けた張本人が、それをすっとぼけているのですから、四半期ごとの暴落を先延ばしにしているのではないかと思ってしまうのです。なので現状ではとにかくUSD売りで臨み、日本は今後も結構底堅いと思います(日本国債の買い手のほとんどが日本国民であることと、国民の金融資産がある。)のでクロス円のロングは様子見です。
それより先に今年のどこかでEUR/USDを注視しつつ、USDをJPY以外の通貨で売り込みたいと思っています。テクニカルではそろそろAUDあたりがレンジ下限の55円を下抜けしそうですね。フィボナッチで上限70円、下限を55円くらいにとるとレンジ相場で反転すると0.382戻しで60.00付近、半値戻しで62.50というところでしょうか?下抜けすると…今までが急激な下落なのでサポートライン引けません。あえて言うなら一目均衡表の雲の基調転換が起こる2〜3日後に反転ということになるのでは?そのときは53円台までいって反転と思われます。今はUSDの売り以外では相場に臨んでいませんが、来るべきクロス円ロングを仕込む時はAUDと決めていますのでAUDの動向は今後も、見守りたいと思います。
↓↓是非、今後のプラチナ価格についての投票してみて下さい。
http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=7505
↓↓記事が参考になったと思っていただいた方…ぽちっと投票して下さい。
人気
ブログランキングへ
本ブログで紹介している投資手法や予想は、個人的な見解で正確性を保証するものではありません。投資は、各自の判断と責任において行うようお願いいたします。