金価格の今後の動向

金価格の今後の動向
ワールドゴールドカウンシルの豊島逸夫氏は現在の金価格価格について高値警戒感を持つと言っています。同氏は原油、ユーロ、中国経済成長率の反騰がみられないと金相場の持続的推進力に欠ける。また、1000ドル/トロイオンスをつけたとしても一過性であると述べています。逆に、今の金購入に対する追い風は株安、米国ゼロ金利、金ETF残高の急増、VIX指標の水準が高いとも述べています。全くその通りだと思いますが、1000ドルで調整したとして何処まで落ちるのか考えても。800ドルがいいとこではないでしょうか?原油、ユーロ、中国経済成長率の反騰がみられないと言うことは不況継続なので金の下落も限定的に留まると思いますし、そもそも上昇が横ばいななる程度かもしれません。現に原油、ユーロ、中国経済成長率はすでに鈍化継続中なのに金は底堅く踏みとどまっています。ペーパーマネーの信用リスクの方が遥かに大きいのではないでしょうか。…ということで、おいらは金は強気で買い増すという方針で臨みます。

昨年の原油高では、産油国は投機マネーに振り回された感があります。産油国は、昨年原油価格が高騰したのは実勢価格によらず投機による高騰だと指摘し、原油の増産はしませんでした。正にその通りなのでしょう。日本ではガソリンが高くなっているのに、産油国は増産してくれればいいじゃないか…と思った人も少なくないのではないかと思います。このように市場のコモディティーの価格が必要以上に乱高下していますし、これは年々ひどくなっています。皆さんご存知の通り、これはペーパーマネーがあふれていることを意味します。あふれたマネーに、レバレッジをかけた投機資金が流入したのです。この不快感に世界中の人たちが気づき始めているのではないかと思います。現在、国の信用のみでジャブジャブに発行されるペーパーマネーに、もはや信用はないのではないでしょうか?
今日の相場
USD/JPY  89.13
EUR/JPY  118.13
金    2761円/g
プラチナ 2961円/g
先日取ったEUR/USDのショートポジションは継続しています。キウイは政策金利を1.00引き下げるという市場予測ですが、もう織り込まれているのか…どちらにしろあまり動きそうにないですね。オージーやキウイはもはやアメリカの指標に引きずられて変動している感じが強いですから。USD/JPYが90円台になったらショート参戦ということを継続します。
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