コモディティーについて

コモディティーについて
原油はビックスリー破綻懸念が浮上して暴落しました。金融不安からのヘッジファンドの換金売りが引き金でしょうか?
価格は暴落しましたが、1バレル30ドル辺りが底値と考えています。今後は多少の変動はあるものの、徐々に底値を切り上げていくと予想しています。結果的に高値で安定すると思われますが、数年先になるのではないでしょうか?まず湾岸諸国が米ドルとのペッグ制を廃止し、その後、統一通貨を確立するでしょうがハードルはまだ高そうです。(通貨統一しないと、必要以上に為替に振り回されます。通貨統一すれば原油の値段を反映するため、増産や減産すれば調整は今よりたやすいと思われます。)その他コーンなども同じような感じで推移して行きそうです。
金に関しては底堅く、安定した上昇をすると思います。金のコモディティー的側面と通貨としての側面、加えて歴史的な側面…どれをとっても下落する要素が見当たりません。金価格が低く見られているのはヘッジファンドの換金売りだけでなく、その他の組織による見えない力で抑え込まれてるというのも要因としてあるのかも知れません。どちらにしろ押さえ込む力の限界が近づいています。プラチナと銀は金に比べてコモディティー的要素が高いですが、今後は物価高に伴い金以上の上昇が見込めると思います。
今は長期的視野で貴金属を買い、短〜中期的視野で円を買うのが良いかと思います。円以外の通貨に対して米ドルを買うのは短期で切り上げる必要があると思います。その後は米ドル売りでしょう。クロス円を買うのはじっくり様子を見てからで良いでしょう。