原発について

原発について

都知事選では細川元総理が脱原発を主張しています。細川元総理に関しては佐川の件があるものの脱原発は急務かと思います。舛添氏は創価学会(公明党)がらみなのでいまいちかなと…。基本的においらは宗教法人とかパチンコとかが税制優遇されているのは納得がいかないので。
原発に関しては経済が失速するなどという人もいますが、今回の事故で福島の広大な土地が利用不可になり、未だ収束できない福島原発の現状があります。4号機は廃炉についてそれなりの進捗状況を報道していますが、1〜3号機は建屋に入ることもできない汚染状況で(入ったら数十分で死亡)、廃炉に今後何十年かかるかすら分からない。農業の盛んであった福島の土地の値段、周辺地域(関東から東北におよぶ)に与える影響をお金に換算しただけでもとてつもない損失を被っています。
自民党原発は徐々に収束と言っていたのに今はどこ吹く風で、新潟の原発再稼働の茶番劇なども見ていて非常にガッカリしてしまいます。しかも廃棄物の処理はどうするのか…?
今後も原発利権に関わる方々は、原発はコスト安であり安全な電力源で、原発を止めると電力不足になるという主張を繰り返すでしょう。人類が原発を使いこなすには時期尚早、サルに鉄砲を与えるようなものです。原発を使いこなすということは少なくとも事故に対処でき、汚染を無効化し、廃棄物も問題無く処理できなければならないということです。
エネルギー政策でいえば火力に依存しても大気汚染が進行するので、速やかに自然エネルギーを取り入れる必要があり、特に地熱発電水力発電を市町村レベルで増やしていく必要があるかと思います。
ちなみに電気代が上がるなどと言いますが、そんなの国が補助金を出せばいいことです。それは医療、福祉、年金などの社会保障がずっとそうしてきています。もともと日本政府にお金なんかなくて、我々の生活は無尽蔵な国債発行に支えられているわけです。年間の予算が100兆円を超えると印象が悪いので90兆円台に抑えているようですが、もう累積1000兆円もの借金に膨れ上がっています。
とにかくコストを云々いう理由なんて今の日本では全くのナンセンスとだけは言っておきましょう。
そして、破綻という言葉を使いたくないために増税に踏み切るというのは当ブログで以前からずっと主張してきたことです。
最後に、都知事選がどうのこうの言うわけでは無く、原発を推進するもしないも多数決で決めるのが民主主義というものなので、そのn数が多い方に進んでいくということです。世界的な視野でみても原発依存に歯止めをかけることは難しいと思いますが、多数の人が選んだ道が結果的に良い方向であったらと思うばかりです。

今日の相場
USD/JPY 104.74
EUR/JPY 142.65
金(国内小売)  4429円/g
白金(国内小売) 5093円/g
為替はランドとトルコリラのロングを持ちつつフラン売りの機会を待っているところです。フラン売りは急激な下落に乗ろうと思っていますので見極めが難しそうです。株は今年中にダウが崩れるのを想定していますので、ポジションはボチボチにしています。
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