米の備蓄について

米の備蓄について
米国経済金融危機2番底の可能性が高まっている現在、手持ちのペーパーマネーを何とかリスクヘッジしたいと思っている人も多いと思います。経済混乱時には、ペーパーマネーの価値は下落し、物資の買い占めなどが起こり、品薄状態が続くと予想されます。さすがに食料などの物資が、数か月も流通しないなどということは無いでしょうが、1ヶ月くらいの物資は備蓄した方がよいと思います。また、おいらは長期保存できるものは、なるべく日頃から蓄えています。目先の危機が過ぎても、次に来るのはインフレの可能性が高いと思いますので、多少のインフレヘッジにもなります。
とりあえず、今日はお米の備蓄について記録しておきます。
まず、備蓄したいお米の銘柄と量を決め購入しますが、23年度以降の米については産地を確認した方が良いと思います。(福島産のお米から基準値以上の放射線が検出されています。)
次に保存ですが、長期間品質を劣化させない方法で保存しなければなりません。購入したまま夏を越すと、ほぼ100%虫がわきます。一番良いのは冷蔵保存なのですが、本気で備蓄するからには100kgとか200kgとかになるのでとても冷蔵庫には入りません。お米専用の備蓄用冷蔵庫もあるのですが、値段が高そうなのと電気代がかかるというのが欠点です。(ちなみに200kg用お米専用冷蔵庫に注文が殺到して品薄らしいです。)
そこで、おいらが実践している備蓄方なのですが、フードセーバーでお米を真空パックします。ただし、お米をフードセーバーでパックしても中の空気を完全に除去することはできません。なので、市販のカイロを一緒にパックします。これで、パック内の酸素を完全に除去することができます。(市販の長期保存米は炭酸ガスを充てんすることにより、酸素と置換し酸素を除去します。値段は5kgで3000円〜4000円と割高です。)
これで完成ですが、後は日陰の涼しい所で保存すれば5年は軽く持つと思います。白米よりも、玄米の方が保存には良いと思いますが、この場合精米機は必須でしょう。
…ということで、おいらが実践している米の備蓄には、家庭用精米機(遠心タイプ)1万円程度、フードセーバー、カイロが必要です。
ちなみに、普通にお米を保存した時に、コクゾウムシを始めとする害虫が付いたとしても、精米機で軽く磨けば虫を取り除くことができます。コクゾウムシなどがいるということは少なくとも高濃度の農薬に汚染されてはいないということにもなります。
虫(コクゾウムシ以外の数ミリ程度の虫もいます。)が付いた程度なら問題はありませんので、廃棄しなくても良いと思います。古米で多少酸味のあるお米は、入念にお米を研げば大丈夫です。どうしても気になるなら、炊き込みご飯やチャーハンにすれば良いでしょう。お米は大事に食べたいと思います。

今日の相場
USD/JPY 76.86
EUR/JPY 103.70
金(国内小売)  4250円/g
白金(国内小売) 4075円/g
とりあえず、多少の戻しはあるでしょうが、リスク回避の動きはまだ続くと見ています。戻しを狙うなら細かく回すと良いと思います。もちろんロスカットは忘れずに…。
↓↓記事が参考になったと思っていただいた方…ぽちっと投票して下さい。
人気
ブログランキングへ
本ブログで紹介している投資手法や予想は、個人的な見解で正確性を保証するものではありません。投資は、各自の判断と責任において行うようお願いいたします。