為替介入を振り返る

為替介入を振り返る
近頃記事を書いてないので話題は少し古いのですが、前回の記事の翌日位に為替介入となりました。菅首相が選ばれて「あっ」という間の出来事でした。介入はまだ先と思っていた方も多いのでしょうが、菅首相も実行力を示したかったのでしょう。これがサプライズとなり、円安に推移しています。1日当たり200兆円の取引がなされている為替相場に2兆円程度(かなり巨額ですが)突っ込んだところで効果は限定されるはずですが、政府の方針を示したという点では大きな意味があります。今後も日本の輸出企業を助けるという名目の為替介入は継続的に実施されると予想されます。
今回の介入で米国は表面上嫌な顔(特に中国に元の切り上げ問題に対して、日本の介入は容認できない)をしていますが、内心はそうではなでしょう。介入の目的はは、米国債を買い支えるための資金援助であることは明白です。そうでないなら、日本はレアメタルやエネルギー資源をひたすら購入した方がよいでしょう。
今日の相場
USD/JPY 85.35
EUR/JPY 112.06
金(国内小売)  3729円/g
白金(国内小売) 4809円/g
現在は85円台で揉み合っていますが、ここからは一時的に円高に調整すると思われます。…といっても大した調整にはならずに、再度円安方向に向かうと予想しています。政府が一度方針を打ち出したわけですから、円安方向に推移する流れは継続すると予想しています。
週末から1週間程度でスロベニアクロアチアボスニアヘルツェゴビナに行ってきます。

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