今日の相場

今日の相場
USD/JPY 90.05
EUR/JPY 111.53
金(国内小売)　 3638円/g
白金(国内小売) 4707円/g
先週はユーロ支援基金への拠出を、ドイツ議会が承認しました。これでユーロ問題が解決したとはいえないでしょうが、相場はひとまずの落ち着きを見せるのではないかと思っています。また、金融規制改革法案が厳しい内容にはならないとの思惑もあり、投資資金の流動性の確保という面からも、ひとまずマイナスの材料は出尽くした感じがします。
今週の為替は、先週の調整でユーロの巻き返しがあると思っています。(短期的な調整)
一方、今週は米国の住宅関連指標などの発表があるので、USD/JPYは軟調な展開になるのではないかと思います。
貴金属相場ですが、先週のプラチナの下げはひどいものでした。さすがに、プラチナのボラティリティーの高さは、金とは比べものになりません。
さて、今日は下げ止まっていますので、おいらはここでひとまず、金、プラチナ共に少しだけ買い増してみました。このポジションは場合によってはすぐに撤収します。おいらは、ここからの調整(上昇)を狙ってのエントリーというわけです。
ちなみに、今後、注意しておかないといけないのは、下落がここでは終わらないかもしれないという事です。
現在は、短期筋のロングポジションが吹き飛んだ状況といえますが、まだ中〜長期ポジションは残っていると思われます。現時点で中〜長期ポジションは含み損を抱えているので、ここから下落すればポジション解消の速度は一気に加速するでしょう。
短期筋が撤収した今、今後は中〜長期ポジションが正念場を迎えるかもしれません。現状は、その瀬戸際の状態といえるでしょう。(為替でいえば、貴金属と同調して積み上がったAUD/JPYなどのロングなども同じ状況といえます。)
最終的に貴金属は、現在の価格をはるかに上回る上昇になることは、まず間違いないと思いますが、長期でポジションを取る場合は、金、プラチナ共に3000円前後までの下落を想定しておいた方が良いと思います。
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本ブログで紹介している投資手法や予想は、個人的な見解で正確性を保証するものではありません。投資は、各自の判断と責任において行うようお願いいたします。