ギリシャ国債償還までの動き

ギリシャ国債償還までの動き

ギリシャのパパコンタンティヌ財務相は、同国には月内に期限を迎える85億ユーロ（約1兆200億円）の国債を償還する資金がないと述べました。同相は6日に議会で、ユーロ圏諸国などによる救済パッケージが必要なのはこのためだと説明しています。

…という事で19日には国債の償還があるわけですが、この時にはユーロ安になっていた方がEUとしては良いので、各国が水面下で強調してユーロ安に持っていく可能性があります。週の初めは先週の戻りで多少円安に推移すると思いますので、その時はやはりユーロのショートポジションを取る方が無難でしょう。
19日を過ぎて、国債が無事償還されれば、ギリシャ国内の緊縮政策問題などは棚上げされ、一応の決着をつけた形となり、リスク選好の動きに転換すると思われます。

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