私学共済年金積立金の運用状況

私学共済年金積立金の運用状況
平成20年度私学共済年金積立金の運用は、世界的な金融危機による国内外の株価急落に伴い、株式運用での部分が大きく減価する結果となりました。現在は株価も多少上昇基調を取り戻しているものの今後も不安定な状況には変わりないとし、市場動向に注意しながらリスク管理を徹底すると報告しています。運用結果は以下の通りです。
国内債権 簿価2兆1893億円が時価2兆2226億円となりプラス333億円
国内株式 簿価3571億円が時価2100億円となりマイナス1471億円
国債権 簿価3809億円が時価3319億円となりマイナス490億円
外国株式 簿価3414億円が時価2199億円となりマイナス1215億円
ということで、私学共済年金のお金は平成20年度1年間の運用で2843億円が消えて無くなったということになります。ちなみに、18年度からの2年間では4040億円が消えて無くなりました。資産配分は国内債権65%、国内株式10%、外国債権10%、外国株式10%、短期資産5%となっており、別に無茶な比率でもありませんので仕方ないのかもしれません。…ただ涙が出ちゃいます。
では、今後はどうなるのでしょうか?おいらは、米国住宅バブル崩壊の再燃が起こると予想していますので、数年間で原資は更に毀損すると考えています。
今日の相場
来週は、相場は大きく動くかもしれません。まずは、明日の朝の方向性が大事ですね。USD/JPYは下落基調を維持したまま越週となっていますので、このまま下落するのかもしれません。
おいらは、大きな流れは下落だと思いますが、今回の下落は口先介入が大きな要因なのでここら辺で調整が入ると考えています。レンジを越えて暴落を開始する時は、住宅バブル崩壊の再燃(プライムやオルトAや商業不動産などの問題)やモノライン破綻などの具体的な事件、もしくは雇用統計の著しい悪化などが引き金となると予想しています。なので今回はそろそろ調整が入るのではないかと思っています。
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