雇用なき景気回復はありえない

雇用なき景気回復はありえない
おいらは、米経済が回復する指標として、雇用の回復と金利の上昇が重要と記事にしました。これは、非常に重要なことだと考えています。ニュースなどでは、NYダウは底打ちしたとか、失業率も下げ止まったとか、あたかも米景気後退が収束に向かいつつあるように報じています。繰り返しますがおいらは、雇用なき景気回復は無いと思っています。
失業率を見ると下げ止まったとされていますが、現在9%台の高水準で1400万人が失業していますし、10%になるのも時間の問題でしょう。さらにこの数字には1ヶ月36時間未満の労働人口の統計が除外されています。労働時間が、1日1時間程度の労働者などは、どちらかというと失業者として統計データーをまとめた方がより、実勢失業率として適当と思われます。ではこのような労働者と言い難い労働者は何人いるかというと、なんと2700万人に上るというのです。要は、アメリカの実質失業者は4000万人(失業率換算で約28%)を超えているという試算になります。
この中にはおそらく、政府が雇った1ヶ月限定の臨時職員とかも含まれているのでしょう。このままでは、米国の雇用状況が改善するのは難しいと思っています。さらにこれら、政府の短期雇用職員などを操作して、雇用統計データーを捻じ曲げることも可能なのでしょう。例えば、政府が臨時職員を1ヶ月1日1時間雇えば、労働者として扱えるという事です。(1%いじるのに140万人…さすがにあまり意味はなさそうですが。)
今日の相場
USD/JPY 91.32
EUR/JPY 134.43
金(国内小売)  3153円/g
白金(国内小売) 4201円/g
USD/JPYは、多少円安に推移しているようです。テクニカルを見ると、やはり揉み合いかもしくは円安とみています。しかし、大局は円高と考えていますので、おいらにとっての最善は様子見という結論になります。休むべく相場を休め無いのはただの丁半博打になってしまいます。「己を知り敵を知らば…」というやつです。
当然、どちらに行くか根拠がある人は別です。頑張って下さい。…というか是非根拠を教えていただきたいところです。
貴金属は、次なる住宅バブル崩壊の再燃で下落するとみていますが、買いたい衝動に駆られています。でも我慢して1〜2カ月は様子を見たいと思います。
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