FX会社による「ストップ狩り」の謎

FX会社による「ストップ狩り」の謎
個人投資家がトレードする場合、損失を限定するために多くの場合は、ストップロス注文を入れていると思います。このストップロスの情報は、当然ながらFX会社にはすべて筒抜けなのです。FX会社が持つストップロスの情報は、使いようによってはインサイダー的要素を含むのではないかと考えています。
まず考えられる使い方として、レートがストップロスに近づいて来たら、意図的にFX業者がレートを一瞬2〜3pipsずらし、顧客のストップを確定させる場合が想定されます。ストップが確定した値段はFX業者が意図的につけた値段なので、本来の市場では2〜3pips程度ストップに達していない値段のはずです。ここで同時に決算すると、その差額の2〜3pipsがFX会社の懐に入るという仕組みです。しかもストップがつく場合は、その方向を抜けていくことが多いため、顧客にとっての損はほとんどないし、気付くこともありません。ただストップが施行される瞬間に、確実にちょっとだけFX会社がリスクゼロで利益を上げているということになります。
さらに、これらのストップロスの情報がもし、大手のヘッジファンドや金融機関に水面下で買われていたり、提供されているとしたら、これはインサイダー取引ではないでしょうか?経済情報をみると、よく「ストップロスを巻き込んで下落…」という表現に出くわします。ストップロスを巻き込むと、相場の動きは加速します。したがってこのような情報は、仕手筋にとってはおいしい情報で、利用される可能性は高いでしょう。また、自動トレードのプログラムに、ストップロス情報を組み込むことも可能なのです。
このような「すべり」や「レートずらし」や「ストップ狩り」は理論上可能です。FX会社のモラルを信じるしかありません。FX会社が完全に個人投資家から、撤退されては元も子もないので、ほんの少し(分からない程度)の利益を抜いているくらいはあるかもしれません。
ちなみに、トレードにかかる手数料は、昔に比べるとかなり安くなりました。それを考えると多少すべっても、今はトレードしやすい環境になったと感じています。
今日の相場
USD/JPY 94.72
EUR/JPY 135.30
金(国内小売)  3117円/g
白金(国内小売) 4212円/g
今週はじめ、USD/JPYは98円くらいになってからショートを取ろうと思っていたのですが、その間もなく下落の一途をたどってしまいました。下落に転じる前に2〜3日は揉み合うと思ったのですが、中国株の暴落から一気に下げたようです。ショートを狙っている割に62pipsしか抜けなかったというのは、なんとも情けないです。先程、米7月消費者物価指数の発表に合わせてスキャルをやってみました。多少の利益が出ましたが、疲れるのでやめました。週末なので、来週のことは休みにじっくり考えます。
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