公的年金につづき個人年金も危ない?

公的年金につづき個人年金も危ない?
おいらは、現在個人年金に加入しています。今から15年前に契約したのですが、当時は公的年金の受給額が減っていくと騒ぎ始めた頃でした。将来、多少の足しになるかと思い加入した個人年金ですが、その利率はなんと年利4.75%です。現在のアラフォー世代の人で、当時の利率のまま生命保険や個人年金の契約を継続していれば、今ではお宝保険(年金)となっているはずです。(更に前の世代ではもっと利率はよいでしょう) このようなお宝保険や年金は、生命保険会社にしてみれば逆ザヤで何とか契約を解除させたいので、保険の見直しという形で利率の悪い商品に掛け替えさせられた人も多いと思います。
現在では、個人年金など入っても利率は1%程度ですし、生命保険会社が破綻してしまったら、掛け金が戻ってこない可能性もあります。生命保険会社は今回の金融不安で、巨額の不良資産を抱えていることは、まず間違いないでしょう。このように、いつ潰れてもおかしくない状況で利率は悪いとなれば、もはや個人年金に加入する意味は無いといえるでしょう。典型的なハイリスクローリターン商品といえます。過去のお宝保険(年金)といわれているものも、予定の金額が支払われず社会問題となっています。おいらも、予定利率どおり年金が支払われることに不安を抱えながら、恐る恐る掛け金の支払いをしているのが現状です。
お宝保険(年金)のトラブルに関する記事を見ましたので以下に要約しました。

例えば、20年以上前に「終身保険(死亡保険金1000万円)」に加入したとします。加入時の生命保険会社の説明では、終身保険に長く加入することにより蓄積する「積立配当金」を年金化し、「毎年58万円の年金がもらえ、その額も5年ごとに増えていく」ということでした。契約前にもらった「設計書」にも、確かに「ふえる年金を一生涯お約束」と記載してありました。ところが、20年以上が経過した今、契約者の積立配当金はたったの約57万円となり、1年分の年金額にも満たない状況になってしまいました。生命保険会社によると、この額では年金形式で受け取ることができないということで、加入者の老後設計は大きく狂ってしまったようです。こうした生命保険会社の「年金」をめぐるトラブルが相次いでおり、東京都消費生活総合センターには、この種の相談が増えてきているようです。

とりあえず、このような場合の対応には、以下のようなアドバイスがなされていました。

①怒って解約しない  当初の説明のような多額の年金がもらえないといっても、解約時にもらう返戻金よりは多いようです。感情的になって解約してしまうケースが、金銭的には一番損になると心得るべきです。
終身保険を年金に移行しない  公的年金や貯蓄があって当面の生活に困らないなら、年金化せずに終身保険のまま継続しておくのも一法です。年金に移行する場合、その予定利率は現行水準に下げられてしまいます。終身保険のままにしておけば、有利だった20年前の予定利率がそのまま継続され、解約返戻金も増えていきます。保険または資産として、維持していくということです。
③契約者貸付を受ける  ②のように年金移行しないケースで生活費に困ったときは、終身保険の契約者貸付制度を利用する手があります。解約返戻金の8割まで借りることができ、返済しなくても将来の死亡保険金と相殺されます。残った金額が、葬儀代として受取人に渡されます。

お宝保険や個人年金も、ローリスクハイリターン商品からハイリスクハイリターン商品に化けたようです。現在では、それなりにリスクが高まっているのです。前述したとおり、今から加入する個人年金はハイリスクローリターンと考えるべきです。
今日の相場
USD/JPY 95.90
EUR/JPY 134.60
金(国内小売)  3081円/g
白金(国内小売) 3983円/g
国債の消化問題はそれなりに乗り切ったようなので、昨日取ったUSD/JPYショートは午前中に95.70で利喰いしました。とりあえず、為替は再度96円台になればショートメイクしようと思っています。来週もレンジ相場ではないかと思っています。
プラチナ先物は、まだ上昇余地がありそうなので保有しています。そのうちまた下落すると思いますので、利喰いは早めにします。

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