「ぱっと見テクニカル」の評価〜その後〜

「ぱっと見テクニカル」の評価〜その後〜
「ぱっと見テクニカル」のチャートが完全にもとに戻せませんでした。変わりにローソク足のチャートを差し込みました。見ていただいた方にはご迷惑をおかけして、すいませんでした。さらに付け足すと、相場は「ぱっと見テクニカル」のとおり98円台を回復しています。…天晴れです。(2009/06/09)
今日、少し「ぱっと見テクニカル」を使用してみました。日足で今後のUSD/JPYを占ってみたら、一致率96%で上昇とのことでした。ここから反転し98.00を上抜けると「ぱっと見テクニカル」では予想しています。上のチャートは2009/04/08から現在のものでここから上昇に転じるというものです。下のチャートは「ぱっと見テクニカル」が参考とした過去のチャートで2001/08/09から2ヶ月程度のチャートです。

↑ここからどっちに動くのか?「ぱっと見テクニカル」では上昇を予想!
↓「ぱっと見テクニカル」が上昇と判断した過去のチャート!(過去ではこのような局面で上昇している)

ではそれぞれのチャートの期間を拡大してみます。以下のチャートは2007/05から現在まで2年間(週足)のチャートで「ぱっと見テクニカル」に表示されている部分(上のチャート部分)は一番右の山で、現在下落の途中ということが解ります。

以下のチャートは、参考となる過去のチャートを2000/01から2002/01までの2年間(週足)に期間を拡大しています。この中で「ぱっと見テクニカル」に表示された部分は、真ん中より少し右の二峰性の山の右側となります。この右の山はその後上昇に転じているので、「ぱっと見テクニカル」では現在の相場も上昇すると判断しています。

2009/01から現在の相場は拡大したチャートより、大きくは下降相場といえます。しかし、参考になっている2001/08のチャートは2000/01から2002/01のチャートに拡大すると上昇相場です。「ぱっと見テクニカル」では相場の大局などいちいち判断してくれません。大局が下降相場中でも上昇相場でのデーターを採用してくるので、やはり信憑性に疑問符がたってしまいます。「ぱっと見テクニカル」を参考にするなら、少なくとも週足くらいは見て、長期と短期の判断が一致しているかくらいは見た方がよいと思います。
要は「ぱっと見テクニカル」をただ信じるのではなく、自分で現在の大局は上昇相場なのか下降相場なのか、円高水準なのか円安水準なのか、日足の前後の足の評価は一致しているか、そういう条件(判断)が一致して初めてポジションを取るようにした方が良いと思います。データーは無いよりあった方が良いのですから、それを使いこなせるかどうかは本人次第ということになるのでしょう。
現在の下落相場の中「ぱっと見テクニカル」の評価通りに、98円台に戻すのは難しそうなので、おいらは今回は「ぱっと見テクニカル」のデーターは採用せず、戻り売りショートで攻めたいと思います。誤解して欲しくないのですが「ぱっと見テクニカル」が駄目だというのではありません。おいらは、簡単に過去のチャートと比較するツールは「ぱっと見テクニカル」しか知りませんし、これらのデーターの価値は高いと思います。ただ、何の工夫も無く「ぱっと見テクニカル」のデーターまかせでトレードをするようでは、データーを生かすことは難しいのではないかと思います。(おいらも使いこなせているかどうか…)
ちなみに「ぱっと見テクニカル」は6月くらいにバージョンアップするようです。
今日の相場
USD/JPY 94.05
EUR/JPY 131.23
金    3060円/g
プラチナ 3774円/g
昨日取ったAUD/CADロング、AUD/USDロング、EUR/USDロングはすべてプラスに転じました。ここら辺のポジションも米ドルが下落すれば利益が上がるポジションですが、多少クロス円が上昇傾向なので、今はクロス円のロングより効率が良いと思います。AUD/CADは同じ資源国でも米ドルの下落に連れ安となる割合は、CADの方が大きいのかなぁ〜という安易な発想でポジションを取ってみました。両者とも資源国通貨なので、儲けも損も小さいはずですがスワップがつくので長い目で見ようと思います。ただ、高値圏でポジションを取ったので少し後悔しています。USD/JPYのショートも引き続き保有しています。もう一段下落すれば、戻り売りでショートポジションを追加したいと思っています。現在の保有ポジションは、トレールでついていく予定です。
GM問題が再燃しています。今のところプラチナ価格にさほど影響は出ていないようですが(織り込み済み?)、もう一段の下落を想定した方が良さそうです。金は底堅く推移(揉み合い)しています。
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