日本国債の格付けが「Aa2」に引き上げられた理由は？

日本国債の格付けが「Aa2」に引き上げられた理由は？
米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは18日、日本国債(円建て)の格付けを、21段階で上から4番目の「Aa3」から、3番目の「Aa2」に引き上げたと発表しました。おいらは格付け自体、アメリカが都合のいいように決めているだけではないかと思っているので、あまり気にしていませんが…
第一、2002年には日本の巨額の財政赤字(金融の不良債権も？)を理由に、ボツワナ以下の「A2」まで引き下げ、ほかの格付け会社の中で突出して低い評価を５年間続けました。だったら何故、双子の赤字で且つ基軸通貨としての評価も下がりつつあるアメリカの国債の格付けが「AAA」なのかよくわかりません。
要は、格付けが「A2」だった当時は、日本の不良債権を早く片付けさせたいため(米国が日本の不良債権の実態を掴むため)に、格付けを下げて煽り、格付けを上げた今回は、国債をもっと発行しても大丈夫ということを世界に示し、更なる赤字国債の増発の後押しをしているように感じます。当然増発した日本国債で得た資金(国民の借金)で米国債を買い支えるという思惑があるのではないかと思います。
とりあえず、格付け上昇の発表を受けて、為替相場は円買いで反応しましたが、現在は96円台まで戻しています。
今日の相場
USD/JPY　96.11
EUR/JPY　130.86
金　　　　3026円/g
プラチナ　3807円/g
USD/JPYのショートポジションは96.00のストップで、砕け散りました。もう少し戻すかどうか微妙なところなのですが、様子を見ながら戻り売りを狙っていきます。貴金属は、近いうちに為替が下落すると予想していますので、それまでは小休止しようと思っています。
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