FRBによる米国債の引き受け

FRBによる米国債の引き受け
詳しく調べてないのですが、すでにFRB米国債を買い入れているようです。そう遠くない将来、米国は金利の上昇とともに悪性のインフレになる可能性が高いと思います。米国債金利も上げなくては、引き受け手がいない状況になっています。市場も、将来の悪性インフレを懸念しているようで、これは同時に金利上昇、米国債暴落ということを示しています。ちなみに、悪性インフレとは景気が悪い時に起こるインフレ、良いインフレとは景気が良い時に起こるインフレのことです。
そもそも、米国債FRBが引き受けるということ自体あってはならないことで、このような行為がインフレを助長ことになります。さらに今後も、問題の先送りをするために、米国債の増発を繰り返すことになりそうです。中には「株価は底打ちした」とか、「米国発金融危機は一段落ついて年末から、徐々に回復に向かう」とか言われているようですが、このような財政事情の悪化を考慮すると、楽観視し過ぎではないかと思います。
また、日本の今年4月末の外貨準備は総務省の報告では約100兆円で、その大部分を米国債が占めています。日本の外貨準備が米国債に偏りすぎているのも問題ですし、ここでもし中国や日本が米国債の引き受けを減らすなどしたら米国債市場に強い利回り上昇圧力がかかり、金利は急上昇することになります。米国債の暴落は、徐々に現実味を帯びてきているような気がします。
今日の相場
USD/JPY 95.13
EUR/JPY 128.35

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