中央銀行による国債の買取り

中央銀行による国債の買取り
日銀は18日の金融政策決定会合で、国債の買取を1.8兆円に増額することを決定しました。白川総裁はその後、日銀の国債引き受け額は限界に近いと発言しています。国債消化の最後の砦である日銀が「引き受けるには限界がある」といっているのですから、いよいよ政府の予算がたたなくなる日が近づいているということでしょう。おそらくその後は、ウルトラC政府発行紙幣でしょうか?日銀はその他にもコマーシャルペーパー(企業が金策に使用する約束手形)も引き受けたりしていますので、もはや健全な中央銀行とはいえません。
そして先日のFRBによる国債の引き受け…
日本もアメリカも国債中央銀行に引き受けさせていますが、これはかなりの禁じ手と言わざるを得ません。政府が勝手に借金をして、通貨発行権のある中央銀行に買わせれば、通貨の信用は地に落ちます。まさにアメリカと日本はドーピングにドーピングを重ねているようなもので、その反動はいつか必ず自分に戻ってくると思います。通貨の健全性を保つ(通貨の番人の)はずの日銀が、何年も前から禁じ手を使った挙句に「もう限界だ!」と言いっているのですから、政府の予算は危機的状態に陥る可能性が高くなっているのでしょう。
そこで浮上してきた政府発行紙幣…。通貨の健全性はどこまで落ちていくのでしょうか?
今日の相場
USD/JPY  95.83
EUR/JPY  130.01
金    3070円/g
プラチナ 3658円/g
USD/JPYは下落基調が強いと思いますが、現在は95.80付近まで円安にもどりました。更に売り込みたいところですが、週明けの方向を見て判断します。とりあえず、ショートポジションを仕込んで越週したいところですが、一服しそうな雰囲気もありますので…
とにかく米ドルは再度下落基調に転じたと思われます。米ドルが週明けに反発しても、どうせそのうち下落してくると思っています。上げたところでショートポジションを取りたいと思いますので、来週もショートメイクの入り場を探したいと思います。
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