米ドルは基軸通貨から没落するのか?

米ドルは基軸通貨から没落するのか?
おいらは今まで、米ドルの暴落についての記事を書いてきました。所詮、未来のことなど誰にも分かるはず無いのですが、リスクに備えるという点に着目すればどうしても悲観論になってしまうのです。おいらは米ドルの暴落の可能性は非常に高いと思いますし、その備えを怠ってはいけないと思います。ただし、その時に何が起こるのかがリアルに分からないというのが困ります。仮に米国の金融が崩壊したら、基軸通貨としてユーロに取って代わるのでしょうか?世界の金融決算は、現状では米ドルで決算されているという事実があります。いくらユーロが台頭してるとしてもその額はまだ米ドルの半分にも及びません。ユーロは、今回のアメリカ発の金融不安においても、米ドルに対して高騰するかといえば米ドル以下に下落する有様です。世界はまだ米ドルに引きずられていると言わざるを得ません。現状では、所詮ユーロも米ドルの足元に及ばないということを理解するべきでなのでしょう。アメリカの金融市場はといえばニューヨーク市場、アジアなら東京、香港、シンガポール市場となります。ヨーロッパではロンドン市場でしょう。そのヨーロッパの金融の中心であるロンドンの通貨はポンドです。ユーロではありません。現在イギリスの国力は、通貨のレートをみても世界的に低迷しているとしか思えませんが、それでもユーロを米ドルと対等にするには少なくともイギリスを取り込むべきでしょう。それまでは、米ドルの基軸通貨としての地位は安泰なのかもしれません。
米ドルの基軸通貨の没落の前にまず世界恐慌対策
しかし、アメリカ発の世界恐慌が勃発したとすれば、基軸通貨がどうのこうの…とかは、もうどうでもいいのです。為替は乱高下するでしょうし、あらゆる信用リスクが顕在化すると思います。米ドルもユーロも円も、為替なんてどうなるのか分かりません。なにせ何処の国が一番弱いのか、弱いもの比べになるだけでしょうから。これだけのペーパーマネーを刷っているのですから、必要以上の乱高下をしてファンダメンタルもテクニカルも通用しないはずです。要はこのような混乱に乗じて資産を増やしたり、守ったりする準備を怠ってはいけないと思います。為替や株で利益を出せる人は少ないと思います。…となるとやはり金地金ということになるのでしょうか。金でも駄目なら、後は自給自足しかありません。家庭菜園とかプチ農業も少しずつ頑張ろうと思います。ちなみに本記事とはあまり関係ありませんが、おいらはもともと田舎育ちなので、そのうち地方で田舎暮らしをしたいと思っています。
今日の相場
USD/JPY  91.65
EUR/JPY  117.72
金    2917円/g
プラチナ 3330円/g
銀    43.89円/g
昨日はUSD/JPYは89円台で折り返してきました。ファンダメンタルもテクニカルもまだ見てないのですが、USD/JPYは92円台、EUR/JPYは118円台でショートメイクで臨もうと思います。それぞれストップはザックリ1円上くらいでいきます。
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