金ETF

ETF
ETF(金上場投資信託)とは、金の相場に価格が連動するように運用される投資信託のことで、証券取引所に上場して取引されます。金ETFは、ロンドンの金現物価格に連動するように運用されていますので、金価格をそのまま反映することになります。売買方法は株式投資と同様で、証券会社に対して金ETFの売買注文を出すことにより、リアルタイムで取引をすることができます。金ETF投資信託であるため、金地金を保管しなくてもよいというメリットがある反面、信用リスクは残ります。金ETF取り扱い会社は、投資家の購入額に相当する金地金を保有することにより、もし取り扱い会社が経営破綻しても金地金は保護される仕組みになっています。ただし、金地金が日本ではなく米国にて保管されている?また、そもそも本当に投資残高に相当する金地金が確保されているのか、多少不安な点もあります。
今日の相場
USD/JPY  90.04
EUR/JPY  115.56
金    2885円/g
プラチナ 3301円/g
銀    43.78円/g
ガイトナー米財務長官による金融安定化対策の発表がありましたが、マーケットが期待するようなサプライズはなく失望感から株価は下げているようです。USD/JPY、その他のクロス円も徐々に下値を窺う展開となっています。USD/JPYは88円台辺りで反発してきそうなので、その時の戻りでショートメイクしたいと思います。
ETFの買い付け残高が積み上がっているようです。金はこのまま底堅く推移し、もはや大きな調整は期待できそうにありません。調整があるとすれば、米ドルの更なる暴落による金価格の連れ安…ということでしょうか。これにファンドの資金還流が重なれば、大きく値を下げることもあると思います。3月には、シティーバンクを含めた銀行の決算発表を控えていますが、何事もなく乗り切ることは困難かと思われます。ここが、米ドルのレンジ相場を下抜けする要因になるのではないかと思います。もしそうなると貴金属価格は下げる可能性が高いと思いますが、ここら辺からの値動きはどちらに動いてもおかしくありませんし、下げるのは一瞬かもしれません。うまく大きな調整が入れば、ドサクサに紛れて購入するのがよいかと…
ちなみに金調査会社GFMSによると、すべての金ETFによる買い付け残高は合計1066.5トンで、2008年の金の世界需要の四半期平均を上回るそうです。
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