8月の米雇用統計を振り返る

8月の米雇用統計を振り返る
8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が5.4万人減(市場予想10万人減)となり、3ヶ月連続で減少しましたが、市場予想を大幅に上回る(良い)結果となりました。今回は、政府の臨時雇用が終了する関係上、特に民間部門の雇用者数が注目されていましたが、こちらも6.7万人増(市場予想4.1万人増)と、市場予想を上回る結果となりました。
ここ最近の米国経済指標の良さに加えて、株価も上昇しています。普通に考えると、このままリスク選好の動きになってもよさそうなのですが、その後発表された8月の米ISM非製造業総合指数が51.5となり、市場予想の53.5を下回り1月以来の低水準となりました。
これで、相場の方向性が掴みづらくなってしまいましたので、やはり様子見が良いのかと思っています。個人的には、リスク選好の動きがやや強いのではないかと予想していますが、所詮大きく円安に推移することもなく、レンジ相場になると思います。
ちなみに、おいらは指標発表前にUSD/JPY84.50ショート指値がヒットしていました。発表後円安に推移し様子を見ていたのですが、ここからリスク選好の動きになると判断し、85.21でロスカットとしました。71pips持って行かれたのは仕方がないとしても、85.21で見事に相場が反転しているのを見ると笑うしかありません。1pipsの余地もなく山の頂点で買い戻すというのは、見事というしかありません。
その後ドテンロングも考えましたが、ISM非製造業総合指数の発表を受けて、この相場に乗るのは止めようと思ったわけです。
貴金属も大きく調整する可能性があるので買うに買えない状況です。
…ということなので来週も基本的には様子を見ることにします。
今日の相場
USD/JPY 84.31
EUR/JPY 108.75
金(国内小売)  3593円/g
白金(国内小売) 4534円/g
↓↓記事が参考になったと思っていただいた方…ぽちっと投票して下さい。
人気
ブログランキングへ
本ブログで紹介している投資手法や予想は、個人的な見解で正確性を保証するものではありません。投資は、各自の判断と責任において行うようお願いいたします。