今日の相場

今日の相場
USD/JPY 90.42
EUR/JPY 110.64
金(国内小売)  3703円/g
白金(国内小売) 4747円/g
ユーロは反発していますが、今後も戻りは限定的だと思われます。所詮大局は下落相場であることは変わりません。更に、そのうち英ポンドが崩れ、更にその後米ドルが崩れるということもまた、変わらない大局的な流れであると予想しています。
現状では、戻りが(調整円安)が強いと思いますが、実際の相場はボラティリティーが大きくて、投資でついていくには非常に難しい相場といえます。
今、含み損を抱えている場合などでは、ナンピンは基本的に厳禁とし、レバレッジをかけていなければ、やはり含み損がプラスに転じた時に逆相関のポジションをたてるべきでしょう。例えば、AUD/JPYのロングで含み損が出ている人が、リスクヘッジで逆相関のUSD/JPYのロングを建てない方が良いと思うわけです。含み損を何とかしたいなら、素直にAUD/JPYのロングを切るべきでしょう。含み損を抱えたまま(リスクヘッジとして)の両建ては、よほどの戦略を立ててない限り失敗します。
両建ては、建てた相場に有利な方向に2者の関係が乖離してくる場合と、両者のスワップが共にプラスという、状況で建てるというのが良いと思います。
金と為替はそのうち乖離してくるでしょう。同時に金のロングとUSD/JPYのショートをたてて1年間ほっておけば、そのうち相関は乖離し、両者共にプラスになっているはずです。目先では±ゼロとなりますが、金と為替が乖離すれば、おのずと両者が利益を生むという事です。
ちなみに、この場合はポジションを合成してXAU/USDのロングを取れば良いのですが、通貨ペアが無い場合やその他もろもろの事情で有効といえます。この辺の詳しい説明は、とりあえずあまり重要ではないので、割愛させていただきます。
貴金属はじりじり戻しているようですが、油断はできません。おいらは現在、貴金属のみ取引しています。これがプラスになったら為替で円高方向のポジションを建てます。それまでは、レバレッジの管理をして、貴金属でナンピンをする予定です。
最後に…
今後、貴金属価格は、米国発の金融危機二番底が来れば、こんな下落ではすみません。どうせ大きく調整する時が来ると思っています。その時の金、プラチナ店頭小売価格の底値は共に3000円付近ではないかと予想しています。
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