民主党衆院選圧勝

民主党衆院選圧勝
先日の衆院選挙で民主党が308議席を獲得し、自・公連立の140議席を大幅に上回る結果となりました。自民党公明党比例代表で拾ってもらえなければ、更に差は広がったといえます。特に公明党小選挙区での当選はありませんでした。
さて、次は民主党マニフェストを実現できるかということが注目されます。高速道路無料化や子供手当などの経済対策については、財源の確保という点から考えると、実現は非常に難しいでしょう。財政赤字を拡大せずに行なう事が出来れば良いのですが…。
行政改革については官僚の天下りなどを廃止、首相直属の「国家戦略局」で予算の骨格を策定、霞が関天下り団体である公益法人は原則廃止、国家公務員の天下りあっせんを全面的に禁止、国家公務員の総人件費を2割削減、企業団体による献金やパーティー券購入を禁止、与党議員が政府の中に入り政策を立案・決定するなどが挙げられています。官僚の抵抗は激しいと思いますが、何とか行政改革マニフェストを実現してほしいものです。
小泉郵政解散の時の選挙で自民党が圧勝したのは、郵政の資金を使って独立行政法人が行なっていた無駄遣いを無くしたいとの国民の思いがあったはずです。しかし結局、郵政の資金を市場に曝け出すという悪い点だけが残り、改革の中身はお粗末なものとなりました。始めから郵政の資金を市場に引っ張り出すのが目的だったのでしょう。当然米国を始めとする外資の標的になるということです。今回、民主党は郵政改革として「日本郵政」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」の株式売却を凍結するための法律を可及的速やかに成立するとしています。
おいらは、民主党マニフェストに関しては、行政改革と郵政改革に期待しています。経済対策については、財政赤字を拡大せずに行なうことが可能なのか不安が残ります。
今日の相場
USD/JPY 93.25
EUR/JPY 133.04
金(国内小売)  3049円/g
白金(国内小売) 4021円/g
USD/JPYは線形回帰を見ると95.00あたりまでの押し目をこなして下落に転じると思っています。4/2から大きな下落の谷が2回あり、その2回とも-1σ程度で1σまでの押し目が発生しています。現在の状況も同じように考えると、ここから1σまで上昇すれば95.00までの上昇が目安となります。なので今週は上昇、来週は下落というイメージでトレードをするつもりです。これにファンダメンタルを合わせると、週末までの米国経済指標が良い数字となり週末にかけて上昇し、来週からはその化けの皮が剥がれて失速…という感じでしょうか。
ちなみに上海株が下落しているようなのですが、株価がらみで為替も多少下落時期が早まるかもしれません。
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