財政赤字問題とゴミ問題

財政赤字問題とゴミ問題
日本の食品廃棄量は、世界全体の食糧支援量を上回っているというのは良く聞く話です。セブンイレブンも、賞味期限が切れたものは捨てて、新たに仕入れたものを原価で売った方が良いとして、割引販売をけん制していました。
しかし、これ以上このような、無茶なやり方が限界にきていると多くの人が思っています。販売店は利益の関係が大きいでしょうが、一般の人がこのような問題を耳にすると、食糧廃棄率の問題が頭をよぎるので、そういうイメージ(食糧廃棄量増加の助長)で企業を見てしまいます。
現在は地球温暖化、ゴミ問題、環境汚染などの問題が、深刻な状況になってきました。そして、多くの人が、このような問題を少しでも解決しようとして頑張っています。たとえば自転車通勤にするとか、エコバッグを使うといったようなことです。内閣府の調査でも、ごみ問題について92.4％の人がが関心があるとし、リサイクルを実施している人は67.1％となっています。このような取り組みで多少の利便性を失ってもやむを得ないと思っている人は過半数を越えています。
利便性を追求するあまり、使い捨ての製品などを際限なく消費し、その結果ゴミは急速に増え続けています。経済成長(景気回復)を追求するあまり、バラマキで無理やり消費を押し上げた結果、財政赤字も急速に増え続けています。所詮、財政赤字問題とゴミ問題は同じようなものです。
そもそも経済成長しなければならないという事が、おかしかったのではないでしょうか？
今日の相場
来週のUSD/JPYは、徐々に底値を切り上げて96円前後までの上昇をイメージしています。そのレベルから、下落に反転するのではないかと思います。テクニカルは2日前の記事通りで、ファンダメンタルは材料不足から、週末の株価の底堅さを反映すると思いますので…。おいらは96円あたりで、ショートポジションを取りたいと思っています。
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